山田太郎

やっと咲いたよなぁ – 山田太郎

肩に背負って でっかい夢を
早く見せて やりたいよ 叶えたい
わずかひと間の 部屋だけど
汗となみだで 種をまく
それが夫婦と いうものさ
やっと 咲いたよなぁ

借りた大事な へそくりなのに
向こう見ずで 失くしたよ 悪かった
使い古した まな板が
うすくなるたび 見えてくる
それが夫婦の 遠あかり
やっと 咲いたよなぁ

俺が笑えば お前が笑う
一歩下がり 影となり ついてきた
雨や嵐に 耐えぬいて
生きる晴れ間に 見つめ合う
それが夫婦の そろい花
やっと 咲いたよなぁ

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男の土俵 – 山田太郎

櫓太鼓(やぐらだいこ)が 隅田の川にどんと響けば 土俵の上で男同士の 血潮はたぎる負けてなるかと どんとぶつかれば髷もみだれる 髷もみだれる大銀杏今日はこの手か

花と竜 – 山田太郎

波も荒けりゃ 心も荒い度胸一つの 玄海男恋も未練も 波間に捨てるそれが男さ それが男さ花と竜ごんぞ家業で 生き抜く俺はどんな苦労も 承知の上だ胸をたたいて 青空

大黒柱 – 山田太郎

苦労しらずと 他人(ひと)には見せて苦労するのが 男の器量酒のしずくを つぎ足しながらぽつり親父が つぶやいたそのひと言が あのぬくもりが俺の心の大黒柱肩を張る

新聞少年 – 山田太郎

僕のアダナを 知ってるかい朝刊太郎と 云うんだぜ新聞くばって もう三月雨や嵐にゃ 慣れたけどやっぱり夜明けは 眠たいなア今朝も出がけに 母さんが苦労をかけると 

銀座のあの娘 – 山田太郎

この手紙渡そかな 止そうかな銀座で逢った あの娘にね可愛いい あの娘にね一目惚れしたけれど したけれど渡そかな 止そうかな銀座の あの娘明日は声かけよかな 止そ

恩義 – 山田太郎

親も故郷も かなぐり捨てて夢を追うのも 人生さ帰るあてなどない 俺を拾ってくれた人がいた今日と言う日があったのもすべてがあなたのおかげです惚れちゃいけない 女に

夫婦咲き – 山田太郎

(セリフ)おまえと出会えて 本当に良かった苦労かけたが これからも宜しく頼むよひとりじゃ侘しい 人生もふたり揃えば 花になる ああ 花になる惚れたお前が 隣にい

以心伝心 – 山田太郎

波乱万丈 大正ロマン誠と愛を 貫いた男で一代 風雪こえて肌に刻んだ 人生模様以心伝心 俺には読めるうしろ姿の 親父を追っていつしか来てた 五十路坂お袋ソングは

清らかな青春 – 山田太郎

明日から 逢えなくなると泣きべそを かいてたあの子赤いリボンひとつ僕の指にくれてわかれたね わかれたねつらかったさよならの ことばに代えてささげたよ わすれな草

おっかさん (2018) – 山田太郎

ビルの谷間の 路地裏で見かけた母に よく似た人を今頃田植えの 季節だろ東京みたいに 嘘はない夕陽もきれいに 澄んでいたあーおっかさん おっかさん 達者かよビルの

無法松の一生~歌謡浪曲~ – 山田太郎

小倉生まれで 玄海育ち口も荒いが 気も荒い無法一代 涙を捨てて度胸千両で 生きる身の男一代 無法松「いよう、これは吉岡のぼんぼんか、ぼんぼんはようお母さんに似と

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