山本朝海

Piece – 山本朝海

噛みついた指にからむ白い糸 巻きつけて夜を超えてく僕と
淋しがる君の指は泳いでく 明日を探して今日を紡いでゆく

僕の知らない間に目の前は 温もりと色を失くしていった
僕の見ていたはずの世界はいつのまに
こんなにもかわってしまっていたんだろう

生きていくことだけ見て歩いてたその命は
行き場欠くし 何処へ行けばいい? 誰にも戻せないまま

誰かが 伝わらない声で
泣いているの 君の目には何が見えるの?
愛を下さい

音を立てずに痛みを流すこと 君はいつのまにかに覚えていた
喉の奥を鳴らして言葉をつぶすことも
本当は知らなくたってよかったんだ

冷めた ひとみ あふれる 生ぬるいこの世界で
何を持つの 何を見るの ねぇ何を祈ればいいの?

何かが伝えることをやめて
消えてゆくよ 僕の重さで何が出来るか
愛を下さい

小さいドアを開けた 僕の手が守れるもの 救えるもの
忘れない様に 空を見上げるよ 今

誰かが 伝わらない声で
泣いているの 君の目には 何が見えるの?

何かが 伝えることをやめて
消えてゆくよ あなたの目には 何が映るの?

愛を下さい。

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