山本ゆき

情炎 – 山本ゆき

炎(ほむら)が燃え立つ 情念が
心(しん)の臓(ぞう)まで 掻(か)きむしる
他(ほか)の女(おんな)を 抱けぬよう
いっそ殺(あや)めて しまいたい
抑(おさ)えきれない 胸の奥
隠(かく)れた鬼(おに)が 顔を出す
骨の髄(ずい)まで 愛したい
狂(くる)おしいほど 嗚呼(あゝ) おんなです

あんたの魂(たましい) 取り出して
胸の中へと 宿(やど)したい
もしも誰かを 抱いたなら
あたし生きては いかれない
この身投げ出し 火の海へ
溺(おぼ)れる愛に 悔(く)いはない
捻(ねじ)る逆立つ 反(そ)り返る
乱れるほどに 嗚呼 おんなです

命奪えば 永遠(えいえん)に
夢も現(うつつ)も 二人きり
灯(とも)す命火(いのちび) 燃え尽きて
灰になっても 嗚呼 おんなです

人気の新着歌詞

紅葉坂 – 山本ゆき

一葉(ひとひら)二葉(ふたひら) 風(かぜ)の中(なか)未練(みれん)のこして 散(ち)り急(いそ)ぐ悲(かな)しさも せつなさも誰(だれ)もわかっちゃ くれな

恋しぐれ – 山本ゆき

肩に背中に ふる雨悲し夜のすき間の 恋しぐれ一夜二夜(ひとよふたよ)と 慕(おも)いを重ね時間(とき)に抱かれた 宵化粧(よいげしょう)おくれ髪(げ)を かきあ

あすなろ峠 – 山本ゆき

寒さ残した暦(こよみ)の裏で 春が出番を待っているがまん辛抱(しんぼう) 時節(じせつ)が来れば わたしの人生夢の花も咲くあせらず一歩一日一歩 あ…挫けずに上(

Back to top button