山口理恵

君がくれた飴 – 山口理恵

俯むく私に 降ってきた一つの飴
顔をあげてみると君の微笑み
お喋りな私 君の自慢話ばかり
「ねぇ、聞いて」友達に はしゃぐ私に気づいてる?

君がくれた飴を空っぽの瓶に 大切に入れ
ホラ蓋してそっと 窓辺にかざる 宝物
空に願うよ 幸せの魔法が解けないように

寄り添って歩く 仲良しな二つの影
見つけ 嬉しくて 何故か切なくて
見上げる私に 気づき笑って髪を撫でた
忘れない甘い時 君と最後の帰り道

空は涙流し窓辺の瓶に 雨が映る
ホラ伸ばした手で 触れてみた この宝物
手の中に包み込み呟く願いは 消えてゆく

君の笑顔が 飴とともに溶ける
心に染み込むように
君が…

あの日くれた飴を 空っぽの瓶に 大切に入れ
ホラ蓋してそっと 窓辺にかざる 宝物
魔法が解けた瓶を窓辺に置いて 空見上げる
隣に君の笑顔のないこの青 晴れ空を

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