山口晶

街路樹 – 山口晶

踏み潰された空缶の前で 立ちつくしていた
俺は4時間も地下鉄の 風に吹き上げられていた
昨夜見た夢の 続きを見ていた
甘えるのが下手な 優しさに似た Rock’n Roll
誰ひとり抱きしめられず 歌ってる

Oh… 答えておくれよ これは愛なのか
Oh… 運命のいたずらと 泣けるかな
別々の答えが 同じに見えただけ
Oh… 過ちも正しさも 裁かれる

足音に降りそそぐ心もよう
つかまえて 街路樹たちの歌を
最後まで愛ささやいている
壁の上 二人影ならべて

随分二人の仲も 知れた頃だった
おまえはドアを蹴り開けて 毎日と尋ねた
考えちゃだめさ 答えてごらんよ
街角の紙くずの上 YESとNOを重ねた
積まれたタイヤの上で 夢中になった

Oh… 聞こえているなら 答えておくれ
Oh… その意味は激しく 降り続く
心偽れずに 思い出すことさえも
やがて僕の心を 洗うだろう

足音に降りそそぐ心もよう
つかまえて 街路樹たちの歌を
見えるだろ  降りそそぐ雨たちは
ずぶ濡れで 夢抱きしめている君さ

足音に降りそそぐ心もよう
つかまえて 街路樹たちの歌を
最後まで愛ささやいている
壁の上 二人影ならべて

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