山口ひろみ

津軽恋つづり – 山口ひろみ

雪の匂いは 津軽の匂い
情けぬくもり ストーブ列車
胸のいたみを 絶ち切るために
涙 海ぞい 鯵ヶ沢(あじがさわ)
…せめてひととき 傘踊り

姉っこ どこさ行く いそいそと

波の花散る 小泊岬
なぜに溶けない 心の氷柱(つらら)
風にじょんがら 背中を押され
十三(とさ)の砂山 五所川原(ごしょがわら)
…和(なご)む花茣蓙(はなござ) 傘踊り

旅の終わりは 十和田と決めて
雪の津軽を 西から東
リンゴ畑も お岩木山も
冬を忍んで 待つ春の
…夢がほころぶ 傘踊り

人気の新着歌詞

ゆめ暖簾 – 山口ひろみ

渡る世間の 向い風胸に冷たく しみ通る愚痴は言わない こぼさないも一度暖簾を あげるまで口紅(べに)をキリリと 引き直し隠す涙の ひとしずく我慢堪忍 何事もお天

ひとり涙酒 – 山口ひろみ

薄い灯りの 裏酒場飲めば未練が またつのる酒より沁みる 淋しさに泣いて 泣いて泣いてまた酔う なみだ酒つかむそばから はらはらとなぜに幸せ こぼれ散るつらさにひ

雪・哀歌 – 山口ひろみ

くずれる肩に 雪が降るみぞれまじりの 冷たい冷たい 雪が降る偲ぶ想いに ふり返りゃあと追いかけて くるように雪が降る涙の川に 雪が降るひとりぽっちの 哀しい哀し

人生よいしょの渡り鳥 – 山口ひろみ

花と嵐の 人生を今から歩いて 参ります凶と出ますか 吉と出ますかやってみなけりゃ 分からないとにかく よいしょ よいしょよいしょ よいしょ人生よいしょの 渡り鳥

その名はこゆき – 山口ひろみ

北の女を くどくなら秋の終わりに するがいいひとり冬越す つらさがわかる女ごころに 日暮れが早い雨の雨の札幌 とまり木同志こぼれたお酒で書いたその名はこゆき北の

どうするこの恋 – 山口ひろみ

赤い赤い赤い夕陽の 波止場に立てばみれん糸ひく 波の帯帰る港は おまえの胸とぎゅっと抱かれて 大波小波どうする どうする どうするのあなたこの恋 どうするの…風

女の波止場 – 山口ひろみ

男と出会って 愛するたびに最後の人と 女は想うなのに今度も あのひとはわたしを残し 海峡越える行かないで… 行かないで…波止場はおんなの 泣くところおまえと呼ば

雪蓮花 – 山口ひろみ

あなたと出逢って 初めて知った生まれた理由(わけ)を 幸せをささやかに おだやかに生きてゆきたい 寄り添って愛しいひとの 胸の中百年に一度咲く 女は女は 雪蓮花

さよなら…あなた – 山口ひろみ

未練の涙か こぬか雨ひとり夜ふけの 汽車を待つ私が一緒に 暮らしたらあなたの夢の じゃまになるわかって下さい 女の気持ちさよなら さよなら さよなら…あなたこの

年上の女やけれど – 山口ひろみ

甘えてええんよ からんでええのこの膝いつでも 空けてあるがんばり過ぎんで ええからね今のまんまの あんたが好きや年上の 女やけれど頼りにしてます 誰よりも無理し

浪花ごころ – 山口ひろみ

すがた形じゃ 好きにはならんうちはあんたの 心に惚れた浪花人情 曽根崎ごころ生きる苦労は 買(こ)うてもするが承知せえへん あゝ泣かしたらあんな男と 世間の噂ひ

雪の恋 – 山口ひろみ

暖簾を仕舞う その肩に「惚れたよ 惚れた」と あなたから愛がひとひら 舞い降りたやさしさ 淋しさ 背負う人しあわせ咲かそう ここは北国 雪の恋酔ったら辛い 唄ば

小雪のひとりごと – 山口ひろみ

降り出す雨の 時計台あの日も濡れて 待ちぼうけ切なさつのる 北の鐘札幌 日暮れの みぞれが沁みる小雪は それでも 待ちましたひとりじゃないよ オレがいるホロリと

海峡酒場 – 山口ひろみ

世話になったと 他人の顔で別れのお酒 注ぐあなた海の匂いの する男(ひと)だものこの港町(まち)なんかじゃ 暮らせない泣いてみたって 馬鹿だよね…明日(あす)は

ソーラン渡り鳥 – 山口ひろみ

津軽の海を 越えて来たねぐら持たない みなしごつばめ江差(えさし)恋しや 鰊場(にしんば)恋し三味を弾く手に 想いを込めてヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン

女の残り火 – 山口ひろみ

未練の残り火 消せるでしょうか雨に打たれて たたずむ私忘れたはずの 面影を映す涙の 水溜まり心濡れます 泣いて雨の中あなたを待つのは 愚かでしょうか胸に沁みます

霧の港町 – 山口ひろみ

手紙ひとつで あなたと別れ流れてきました 北の果て止まり木 波音 店灯り会わせる顔など ないけれどあなたに逢いたい 霧の 霧の港町お酒の雫(しずく)が 涙にかわ

おんなの嘘 – 山口ひろみ

さよならすると 決めたからどうか忘れて 私のことはそうよ嫌いに なっただけ他に理由(わけ)など あるはずないわ嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない愛しい背中が 滲

いぶし銀 – 山口ひろみ

人眼ひくよな 派手さはないが裡(うち)にかくれた 技(わざ)がある夢に向かって 一心不乱我慢・辛抱の 歳月(つきひ)に耐えて輝(ひか)りを放つ… いぶし銀今の世

一世一代 – 山口ひろみ

明日(あす)の決まった 人生なんてこの世に生まれた 甲斐がない泥んこぬかるみ 乗り越えて信じたこの道 独(ひと)りゆく一世一代勝負賭けるさ おとこの夢に俺の生き

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