山内惠介

男って奴は – 山内惠介

チョンと拍子木 出番がせまる
人の字 呑みこむ 舞台袖
弱さ隠して 見得(みえ)を切る
男って奴は…
意地が 命のつっかい棒さ
背中で語る 男の芝居

惚れた腫れたで 迷ってこけて
継ぎはぎ だらけの 衣裳部屋
ボロを着るほど 味がでる
男って奴は…
情熱(あい)が 命のつっかい棒さ
誠で泣かす 男の芝居

切った張ったと 騒いじゃいるが
緞帳(どんちょう)上がれば ただひとり
奈落底(ならくぞこ)から せりあがる
男って奴は…
野望(ゆめ)が 命のつっかい棒さ
貫く挑む 男の芝居

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シンガポールの夜は更けて – 山内惠介

プールサイドの ミモザの花が甘い吐息を 濡らしてゆれる君の噂を 追いかけてひとり仰いだ 南十字星(サザンクロス)淋しい 淋しい 淋しいなああ 今日もまた シンガ

ソウル別れ雪 – 山内惠介

約束の時が過ぎても あなたはこない雨が雪になる ラストナイト・イン・ソウルおもいでの 東大門雪は白く ふりつもる昨日までのこと 何もなかったと いうのですかちぎ

チェジュドのひとよ – 山内惠介

淋しくさせて ごめんねと髪にくちづけ してくれたあなたのやさしさ 罪つくりゝ万丈窟(マンジャングル)の くらやみも二人でいると 天国に変るのよ変るのよ チェジュ

済州島雨情 – 山内惠介

肩をよせあう 一つの傘の雨音さえも 切ないの山房窟寺(サンバルグルサ)に 花を供えてあなたと恋に 落ちる夢画(えが)いて私は バスに乗る山も岬も みかんの枝も別

白樺の誓い – 山内惠介

こもれ陽(び)ゆれる 白樺林肩寄せ歩いた 丘の径(みち)他の誰かに 言えない恋は他の誰かを 傷つけるせつなすぎる 痛すぎる僕はあなたを 欲しかった僕と結婚して下

残雪根室本線 – 山内惠介

両手で耳を ふさいでももれて聞こえた 別れの言葉やさし過ぎた 君がいて甘え過ぎた 僕がいた…春は名ばかり 北の風根室本線 みれん雪心の糸が 切れたまま結び合えず

柳川雨情 – 山内惠介

愛しても 愛しても 愛し足りない 君だった離れても 離れても 忘れられない いつまでも白秋(はくしゅう)道路に 咲いている野菊にかさなる あの笑顔柳川 掘割 川

南青山三丁目 – 山内惠介

忘れないでと 涙を拭いて雨の鋪道に 消えた女(ひと)マロニエ並木を さまよい行けばどこか空似の 片えくぼちょっとせつない… 南青山三丁目七つ年上 その事ばかり逢

君だけさ – 山内惠介

白樺並木の 日昏れ刻(どき)初めてこころを 打ちあけた野バラのような 君だから…素直で可愛い 君だから…僕がこんなに好きなのはこの世にひとり 君さ君さ君さ 君だ

純情ナイフ – 山内惠介

ダメだって 言われれば 余計好きになる恋なんて 一度しか 咲かない花だものうっかりさわるから 傷もつくあんまり騒ぐから 馬鹿もするそうさ馬鹿もするギラギラ ぎり

あゝ涙が叫んでる – 山内惠介

どしゃぶりの雨が 心 濡らしてる腕をほどくなら 憎まれたっていいどんな相手が  いいのさ無茶は承知で  抱いているのに誰のものだって なにを捨てたってかまわない

冬枯れのヴィオラ – 山内惠介

木枯らしに襟を立て 街角でひとり鈍色(にびいろ)の空の果て 心を誘う国境を越えるのは 明日になるだろう思い出は黄昏に 燃やしてゆくさ孤独は卑怯の 言い訳なんだよ

霧情 – 山内惠介

黒髪指(ゆび)に 巻きつけて霧の波止場を さまよえばあなたを慕う 空(むな)しさがこみあげて こみあげて 泣けちゃうのあゝ 私の船は もういない手に持つ花は ふ

涙くれないか – 山内惠介

そうさ夜風を振り切ってあの日この街 捨てたんだわざとそらしたまなざしには月がさみしく濡れていた深く慕(おも)いを伏せるほど忘れられない女(ひと)だった涙くれない

ちょっと、せつないな – 山内惠介

ねぇ ねぇ どうしたのなにかあったの 今夜ふさぎ込んでる目がちょっと悲しいなねぇ ねぇ どうしたの僕じゃだめなの 君はこんなにそばにいてちょっとさみしいよ逢えな

大利根なみだ酒 – 山内惠介

昔ならした 千葉道場出世夢見た 日もあるが小舟浮かべた 大利根川にこぼす涙を 誰が知ろよしきり笑って 月が哭(な)く母も故郷も 忘れたがなぜか涙が 止まりゃせぬ

赤と黒のブルース – 山内惠介

夢をなくした 奈落の底で何をあえぐか 影法師カルタと酒に ただれた胸になんで住めよか なんで住めよかああ あのひとが赤と黒との ドレスの渦にナイトクラブの 夜は

昔の名前で出ています – 山内惠介

京都にいるときゃ 忍と呼ばれたの神戸じゃ渚と 名乗ったの横浜の酒場に 戻ったその日からあなたがさがして くれるの待つわ昔の名前で 出ています忘れたことなど 一度

くちなしの花 – 山内惠介

いまでは指輪も まわるほどやせてやつれた おまえのうわさくちなしの花の 花のかおりが旅路のはてまで ついてくるくちなしの白い花おまえのような 花だったわがままい

霧笛が俺を呼んでいる – 山内惠介

霧の波止場に 帰って来たが待っていたのは 悲しい噂波がさらった 港の夢をむせび泣くよに 岬のはずれ霧笛が俺を呼んでいる錆びた錨に からんで咲いた浜の夕顔 いとし

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