尾形大作

俺の道 – 尾形大作

俺ら九十九里 荒浜育ち
真赤な夕焼け 心に残し
故郷すてた 子供の頃は
他人のそしりに 背を向けながら
砂をかむよな 苦しさも
耐えて こらえた 男意気

道に迷って 後ふり返りゃ
いつも心に あの空想う
やつれた母を 心の杖に
かなわぬ夢と 分っちゃいても
熱い想いを 胸に抱き
茨の道も 何のその

日和待つより 嵐の海へ
捨ててみようか 五尺の体
夜空に咲いた 花火のように
どうせ散るなら 男の夢を
ぐっとこの手に 握りしめ
生きて行こうか 俺の道

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時代ZIDAI – 尾形大作

憂き世嵐の 夜が明けりゃうらみつらみも 過去にして明日へひとすじ流れ行く 時代…時代川ああその夢に 死ぬまでついてくと聞き分けのない 幼女(こども)のように 眸

吉田松陰 – 尾形大作

時と命の 全てを賭けた吉田松陰 憂国の夢草莽に 果つるとも松の雫は 久坂に宿り花は桂の 枝に咲く口で言うより 行うことが志士の志士たる 誇りならかくごの罪の 踏

いやんなっちゃうなア – 尾形大作

すねているんじゃ ないけれどひとり今夜も はしご酒今もこんなに 好きなのになぜかあの娘と 別れたよあゝ…いやんなっちゃうなァあゝ…いやんなっちゃうなァ恋はいつで

塩原旅情 – 尾形大作

名所たどれば 限りなく誇り高きは 塩原町よ春には山が 微笑みかける夏の山から 滴る夢と歴史を語る 箒川 ああ人の運命を さながらに六連星十一 湯の香り鳥のさえず

新宿旅鴉 – 尾形大作

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大連の街から – 尾形大作

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無錫旅情 – 尾形大作

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筑後川 – 尾形大作

まぶたとじれば 葦雀の童歌も懐かし 筑後川幼馴染みよ わがふるさとよ清き流れは あの日のままか……あの日のままか夕焼けこやけで 追いかけた笹舟沈んで 日が暮れた

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