小高芳太朗

東京にて – 小高芳太朗

あの子の顔は浮かんできても名前が思い出せないんですが

夕暮れへんろ道は鈴の音が響いていた
何時かの夏の光景

何時かこの唄をこの景色を忘れていき
何もかも思い出せずその事さえ気付かないだろう

何時だかあんず飴食べながら祭の人の海を泳ぎながら

東京にて風景が灰色に見えてしまうのは
僕の目が曇っているのだろうか

夏の陽や冬の朝や土と風なんかの匂いを
何時の間に忘れたのかもう僕には思い出せず

記憶は昨日見たおぼろげな夢のように
懐かしい面影を残すだけで思いだせず
けどそれはこの僕の体の中血に溶けて
時は過ぎ 歳をとり やがて僕の骨になっていく

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飛行機雲 – 小高芳太朗

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夕方の馬鹿デカい公共団地を見るのが好きだ窓に次々と灯っていく明かりそこに匂うそれぞれの暮らしの気配それは俺がどこかで失くしてしまった懐かしい何かを彷彿とさせて寂

ルービロポッサ – 小高芳太朗

気楽にいこうぜ 息抜こうぜがんばりすぎても苦しくなったら 意味がないじゃん楽していこうぜルービロポッサ アワアワ ヒエヒエオツカレサマルービロポッサ アワアワ 

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