小高芳太朗

それでも – 小高芳太朗

心をごまかして笑う度に
見て見ぬふりをして笑う度に
あの日々の灯がひとつまたひとつと遠くなる

いつからか何のためかもう忘れてしまったよ
目指す道も帰る道も

それでも君が今日も笑っている
それだけがまだ僕を歩かせてる
戦うべき場所へ 守り抜くべき人へ
それでも君が生きる明日がある
それだけがまだ僕の背中を押す
戦うべき場所が 守り抜くべき人が

間違ってるのか正しいのかさえ
わからないまま夢を見続けた
たくさんの人と出会い別れてここまで来た

どれくらい歩いたんだろうもう疲れてしまったよ
虚しい今日に負けそうになる

それでも君は今日も笑ってくれる
それだけでただ僕は泣きたくなる
たとえどんな暗闇が待ち受けていようと
それでも君が生きる明日がある
それだけがまだ僕の背中を押す
戦うべき場所へ 守り抜くべき人へ

本当は怖い今すぐ逃げ出したい
柔らかい君の胸で眠りたい
すべてを忘れて すべてを投げ出して

それでも君が今日も笑ってくれる
それだけがまだ僕を歩かせてる
たとえどんな暗闇が待ち受けていようと
それでも君と生きる明日がある
それだけがまだ僕の心を刺す
戦うべき場所が 守り抜くべき人が

それでも

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