小野由紀子

  • 湯の町酒場 – 小野由紀子

    風の 噂に さそわれて降りたつ駅は 雪の中路地にこぼれる 赤提灯の灯にさえ泣けるおまえが匂う一目逢いたい湯の町酒場 酔いにまかせて抱きよせた男のつみが 身をせめるつれて行ってと小指をからめすがった夜のおまえの 涙酒がおもたい湯の町酒場 闇にながれる汽車の汽笛追うほどつらくなる旅さ泣いているのかしあわせなのか凍てつく空におまえがゆれる抱いてやりたい湯の町酒場 人気の新着歌詞 他人船 – …

  • 人情花舞台 – 小野由紀子

    ♪待った 待ったちょっと待っておくんなさいよ♪ 浪花生まれで 大江戸育ち涙もろくて おっちょこちょいで曲がったことは 大嫌いこんな女で ございます…「チョイト そこのお嬢さん振られたのかい 惚れたのかい」夢と情けを結んで締めりゃ恋の花道七三(しちさん)で好きなお方と エー… 見得を切る♪「辛い時には歌いましょう ソレ踊りましょう ソレさあーさ 手拍子 足拍子」 歌の文句に あったじゃないかまわり舞…

  • そして ボレロ – 小野由紀子

    月の砂漠を 歩いてみたい遠い眼をして呟いた 君の側には月見草逢って別れを繰り返す 二人の季節はすれ違い…今・君は 星の王子様見上げる夜空に 微笑み返す私は今もお姫様… そして ボレロ 月の光に 抱擁(つつ)まれながらいつか心の傷跡も 消えて愛しい月見草いつも私の胸に咲け 二人で旅するその日まで…今・君の 好きな童謡歌(わらべうた)見上げる夜空の 砂丘を越えて私は唄うお姫様… そして ボレロ あー……

  • 雪伝説 – 小野由紀子

    闇に絣を 織り上げながらしじまシンシン 雪が降る思い出すのね こんな夜は切るに切れない 未練の糸で恋のまぼろし 機を織る雪のおんなの 哀しみを 風の便りを 届けるようにささめサラサラ 雪の声聞いて下さい 寒い夜は耐えて椿の 蕾の中にひとつ幸せ 紅の花祈るおんなの まごころよ 差す手ひく手を 忍ばせながらこごめチラチラ 雪が舞う抱いてゆきたい 明日の夜も迷い捨てれば 宿命の恋を照らす雪洞 夢あかり熱…

  • すすきのブルース – 小野由紀子

    あなたを愛したあの夜から私は淋しい女になりました忘れはしない 霧降る街で初めてふれた男のこころああ… すすきのの夜が切ない あなたが灯した愛の灯をどうして私の涙で消せましょう嘆きのブルース 身に泌む今宵ネオンの花に抱かれて踊るああ… すすきのの夜が切ない この夜の運命を恨んでも私はあなたを憎んでいやしない逢えなくなって今更知った諦められぬ心のつらさああ… すすきのの夜が切ない 人気の新着歌詞 他人…

  • 港のブルース – 小野由紀子

    「なぜか港に 降る雨哀し別れた君(ひと)を しのぶ雨」 肩を寄せ合い 小雨に 濡れていた赤い浜茄子(はまなす)立待岬忘れないでね 忘れはしないよブルース 函館恋が始まる 二人の波止場 ハーバーライトに 浮かんだ 泊(とま)り船霧が流れる 山下公園(やました)通り離れたくない 放しはしないよブルース 横浜愛を重ねた 二人の波止場 男心の 優しさ 知ったのは雨がそぼ降る オランダ坂よ愛して欲しいのよ …

  • 泣かんとこ – 小野由紀子

    生まれる時に 大声あげて泣いて出て来た 人生やないのあんたも私も 人の子やのに傷つけあって どないするあゝ泣きたいけれど 泣きたいけれど今は泣かんとこあゝ小雨やけれど 小雨やけれど今は泣かんとここれ以上みじめになったらあかん涙はみせんとこ 恋した夜に 心ふるわせ泣いて誓った ふたりやないの人間ひとりも 信じられずに生きてくなんて 哀しいねあゝ泣きたいけれど 泣きたいけれど今は泣かんとこあゝ私もわる…

  • 恋千鳥 – 小野由紀子

    沖は荒海 佐渡の島ここは越後の 港町赤い椿の 花びらが風に誘われ 散る日暮れまだ忘れない…まだまだ恋しい未練ひと鳴き 恋千鳥 いつも 倖しあわせ さがすたび何故か不幸と めぐり逢う夜を震わす 海鳴りを聞けばあなたを 想い出すまだ忘れない…まだまだ恋しい心乱れる 恋千鳥 あなた 錨が 重すぎて動けないのよ 一人では何処へ逃げたら 隠れたら胸の傷跡 消せるやらまだ忘れない…まだまだ恋しい夢にはぐれた …

  • 恋あやめ – 小野由紀子

    嘆きの雨に 色濃く染まる花は 女の 意気地です逢わなきゃ さめると人は言うけれどつのる思いを いでゆの川に映して 咲いてます切なく 咲いてます 恋あやめ 添い寝の枕 方寄せながら早くおいでと 叫んでいたあなたの 面影忘れられなくて活けてみました 湯舟の窓にはかない夢ですねいちずな夢ですね 恋あやめ 噂で泣かす あなたを怨み男名前で 便りした今夜はくるかと汽車を待つ 癖を川も蛍も 知ってるでしょうか…

  • 雨のタンゴ – 小野由紀子

    うしろ姿を 眼で追いかけた傘もささずに 去り行く君(ひと)よくちなしの花が 匂う 路地裏通り君・今・何処(いずこ)…帰り来る日を 待ちわびて忍び泣きする 忍び泣きするあー 小糠雨(こぬかあめ) にわか雨なら すぐ晴れるのにいつも心は 哀しみ模様風鈴が 雨風(かぜ)に騒ぐ 泪に咽(むせ)ぶ君・今・何処(いずこ)…熱いくちづけ もう一度夢は儚(はかな)く 夢は儚くあー 遠い虹 君・今・何処(いずこ)……

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