小神あきら(今野宏美)

四十路峠 – 小神あきら(今野宏美)

お肌の曲がり角 など
毎日 曲がっております
同級生の子供がついに
中学生になりました

あれだけ来てた 見合い話
両親ともども 諦めた
冬は 冷えが 取れないのよ

しとしと ぴっちゃん 泣きぬれど
光は 見えず
岬を 離れて 約十年 ここは 山ん中
ついに マンションを 買いました
四十路峠

婚活パーティー 出てみても
夢が 叶う わけもなく
高い 惣菜 百貨店で
やけくそ 買いあさります

「結婚したの」とEメール
下書き保存に したためる
シワが クマが 消えないのよ

どんなに どんなに 歩けども
ただ 疲れるだけ
筋肉痛なら 3日後に 襲ってきます
ついに トイプードル 飼いました
四十路峠

しとしと ぴっちゃん 泣きぬれど
光は 見えず
岬を 離れて 約十年 ここは 山ん中
ついに 電動自転車 買いました
四十路峠

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三十路坂 – 小神あきら(今野宏美)

ここまで来ても 独りぼっち胸の中に すきま風仰げど見えぬ街明かり鳴呼どこまで続くのさ登れや登れ 力尽きても登れや登れ 女の道は鞠を落とした子どもみたいに泣きなが

夢結びの雨 – 小神あきら(今野宏美)

半時(はんとき) 急なお湿り朝顔蔓ゆれたちょいと可笑しな 雰囲気 相合い傘寄ってくれなけりゃ濡れちまうよ傘を握る手 触れたならざぶっと降れ降れらんらんらんざぶっ

三十路岬 – 小神あきら(今野宏美)

ひとり語りしてもいいですか?カモメにそっと呟いた女一途な真心のせて 北の海風凍てついたはぐれ恋散る恨み節さえ遠いあんたにゃ届かない佇んで泣き濡れて 三十路岬ふた

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