小田純平

秋の夜長の数え唄 – 小田純平

ひとつ ひと目で 惚れたのに
ふたつ 振られて 迷い道
みっつ 未練に 目覚める鬼が
あなた 恋しと ぐずる夜は
よっつ 酔わせて 寝かせましょうか

酔えば 涙の 雨が降る
見上げた 空の お月さん
明日 天気に しておくれ

いつつ いつまで 待ったって
むっつ 無駄だと 知りながら
ななつ 並べた 思い出まくら
抱いて さすって 泣くよりも
やっつ やっぱり ほかしましょうか

秋風(かぜ)に 火照りを 冷まされて
涙に 霞む お月さん
明日 天気に しておくれ

秋の夜長の数え唄
九つ十で 夢ん中
明日 天気に しておくれ

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男の景色 – 小田純平

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海嘯鎮魂の詩 – 小田純平

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どうなってるの? – 小田純平

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山犬みたいな眼をしてた土で汚れた小娘が抱いた男を幸せにできる女になりましたああ、吉野の里にカラカラと赤い桜の花が降るどうせあの世に逝く身なら夢のてっぺん 通りゃ

男と女の子守歌 – 小田純平

泣いて 泣いて女の涙が枯れたとき飛び込む人の胸があるそのときのためだけに男はさみしさを抱きつづけてきたんだね遠く 遠く男の足さえ痛む場所ひとすじ開く道がくるその

三流浪漫 – 小田純平

するめを二枚 買ってきて一升瓶が 行ったり来たり幾つになると 云(い)われよが今も俺たちゃ 悪ガキ仲間夢も希望も 汗も涙も酒に入れて 指で混ぜれば負けてたまるか

酒場の時計 – 小田純平

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酒の川 – 小田純平

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恋月夜 – 小田純平

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さよならにも意味があって… – 小田純平

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53 – 小田純平

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今ここにいること – 小田純平

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