小沢あきこ

呼子鳥 – 小沢あきこ

雨にうたれる花は淋しくて
わたしの心に似ています
ひとを待つのはとても悲しくて
色々色々想いがよぎる

ねえ誰か話を聞いて 少しだけでいいから
ねえ 通り過ぎた昔に戻りたい
谷を渡ってせつなさ運ぶわ
ちぎれ雲の空ないて

来る日来る日もあなた待つわたし
思いの限りを羽根に染め
夏の夕暮れ恋しさ抱きしめて
急いで飛び立つ迷いの森へ

ねえ誰か伝えて早く わたし待っていますと
ねえ告げて 恋歌はひとつの愛だから
あなたの匂いあなたの彩色
今日も探して辿る夢

ねえ誰か あのひと呼んで 胸に燃える炎の花
ねえここで 強くもう一度抱かれたい
バラのかおりの香水つけて
ふたり朝まで踊りたい

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夕凪 – 小沢あきこ

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母さんの割烹着 – 小沢あきこ

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別れの駅 – 小沢あきこ

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嵯峨野恋うた – 小沢あきこ

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なみだの鍵穴 – 小沢あきこ

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冬の夜汽車 – 小沢あきこ

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てるてる坊主はオサムライ – 小沢あきこ

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旅の華 – 小沢あきこ

「風に吹かれて 流されて あなたと揺れてみたいから」粋な風情の 路地かがり 墨田 川船 小間座敷江戸の名残か向島 島田 黒髪 神楽坂(かぐらざか)上洲 名所 風

熱海あたりで – 小沢あきこ

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東京エレジー – 小沢あきこ

おとこ 嘘つき うす情けこの世の倖せ 何処にある夢も希望(のぞみ)も ささくれて夜更けの都会で ひとり泣く星が流れて 東京エレジーグラス とまり木 にがい酒面影

虹のむこうに鐘が鳴る – 小沢あきこ

聴こえますか あの鐘が…虹のむこうの あの鐘が…あなたとめぐり逢えた 不思議な偶然想い出を重ね合えば それが人生時には悲しみの 雨にうたれても倖せは心の 近くに

いろはにほへど – 小沢あきこ

また今夜も霧が降るもう心は ズブ濡れよさよならも言わないであのひとは 行っちゃった男なんて 根無し草女なんて 涙花捨て猫を ひろうよに哀しい恋 ひろう癖いろはに

伊那谷よいとこ – 小沢あきこ

伊那の梅苑 桜は高遠春はよいとこ 春日山権兵衛峠の 馬子唄こいし勘太郎さんも 一目惚れ泣いて別れた 紅つつじ (ホーイサッサ)おいでなんしょ 伊那谷へおいでなん

八月のクリスマス – 小沢あきこ

あなたが声かけた あの夏の日がもしもなかったら 今のわたしはいない幾つか恋したけど 今度は違う悲しみの予感なんか なにひとつないのAh…八月のクリスマス みんな

私と太陽 – 小沢あきこ

学校帰りの原っぱで鞄を置いて私のコンサート拍手をくれるあなたの顔が 夕陽に紅く染まり卒業アルバムの あなたの言葉「私はあなたの夢応援団! フレー! フレー!」叶

素顔 – 小沢あきこ

化粧を落とした 湯上りの素顔がいちばん 好きと云うくすぐったいわ あなたのひとみそっと恥じらい 眼をそらす窓を開ければ 夜の風月もすっぴん きれいだね大人のおん

月よあんたも淋しいの – 小沢あきこ

他人(ひと)に云えない 恋をして夜更けにひとりで 酒を飲む月よ あんたも淋しいの夜の真ん中 宙ぶらりお酒の相手 しておくれ髪の芯まで 冷える夜帰れる場所など 無

飯田線~令和バージョン~ – 小沢あきこ

あなた、どうしていますか?もう一度、逢いたい… 逢いたいなぁ…町を見守る 風越山(かざこしやま)が何も変わらず 迎えてくれるひとり揺られる 飯田線ふたりのあの日

鳳仙花 – 小沢あきこ

やっぱり器用に 生きられないね似たような二人と 笑ってた鳳仙花 鳳仙花はじけてとんだ 花だけど咲かせてほしいの あなたの胸でふいても消せない 酒場(ネオン)の匂

信濃あたりで – 小沢あきこ

風の吹くまま 慕(おも)いのままに行(ゆ)けどみれんの 恋もよう浮雲みたいな 心情(こころ)を抱いた女ごころの せつなさをどこに流そか 千曲川(ちくまがわ)明日

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