小池徹平

思い出の欠片 – 小池徹平

「最近どうなの?」って何気なく聞いてみる
君は「相変わらずだよ」って答える
電話越しに聞こえる声なんだか懐かしくて
離ればなれになって月日数えてみた

時が君を変えてゆく
笑い方しゃべり方も
何かに夢中になってる君に
今の僕は君の瞳にどう映ってるんだろう

過ぎ去る季節の中に今
思い出ばかりがただ駆け巡る
終わったはずの恋なのに
何故こんなにも切ないの?
あの時もう少し素直に
なれてたらなんてもう
今さら遅いけどゴメンネを言えたのに…

電話越しに伝わる温もりは僕の心を
何故そんなにも優しく包むの

時が二人を運んでく
変わるもの変わらぬもの
いつかたどり着く未来の場所で
もう一度君と一緒に歩いて行けたら

無くした時間の中で今
君の心ずっと探している
押しつぶした感情なのに
何故こんなにも溢れるの?
初めからこんなに苦しいこと解ってたら
悶える心はきっとなかったのだろう

思い出の欠片一つひとつ集めて空に映してみる
どれもこれも煌めく星のようで

過ぎ去る季節の中に今
思い出ばかりがただ駆け巡る
終わったはずの恋なのに
何故こんなにも切ないの?
あの時もう少し素直に
なれてたらなんてもう
今さら遅いけどゴメンネを言えたのに…

もう一度君とやり直せるなら
思い出はまだ欠片にならないだろう

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