小林旭

  • やどかり – 小林旭

    あとであの人が ここをのぞいたらどこか思い切り 遠くへ行くって……そう言って十時の夜行に乗るには時間もないけどかすかに残ったボトルでもひとつ作ってよ マスターあたし大丈夫……どうせ生れつき そうよやどかりよ あの日あの人を 好きにならなけりゃたぶんひとなみに 暮らせたはずなの……この町でそんなに飲んだら駄目だよ身体にさわるとやさしくグラスを取り上げ叱ってくれたっけ マスターあたし嬉しくて……どうせ…

  • おれ – 小林旭

    おれが女に 死ぬほど惚れたのはおまえの他には いなかったさがしにゆこう ふたりの夢をひとつの傘に 身を寄せあえば俺とお前の 旅がはじまるぜ 渡り鳥には 野菊が似合うのさおまえの部屋にも 飾ろうよ涙にぬれた おまえの胸をやさしい愛で そっと包みたい俺の気持は 花が知っている 故郷の話は しないで下さいとうつむく顔が 淋しいぜ手をとりあって 野原を駈けた笑顔はどこへ 捨ててしまったのおもい出そうよ い…

  • 哀愁列島 – 小林旭

    渡り鳥とんで来て花も咲き 雨がふるめぐる季節に 二人は背をむける肩をよせあい 生きて行く道はいつだって いつだって風の中…春と言うのに雪が舞う哀愁列島 さすらいのつれづれに恋をして 夢をみたそんな季節も 昔はあったろうこれが運命と 落ちて行く先はいつだって いつだって雪の中…海はみえても星はない哀愁列島 渡り鳥やがて去り花も枯れ 冬が来る寒い季節に 二人はうずもれる抱いたぬくもり 凍りつく夜はいつ…

  • 北流記 – 小林旭

    流れ星…‥ひとり見つめて 偲ぶのはまだうら若き ふるさとの君あゝ抱いてもやれず 捨てゝきたさすらい遥か 旅ごころ 北の町…‥風も心も 凍るのにたゞ燃えるのは ひとすじの愛あゝ斜むく月に 詫びて飲む燗酒わびし ひざ枕 ふるさとへ…‥夢は飛ぶのに なお北へ身はうらはらに また旅の空あゝ想い出深き 山と川いつの日帰る 我が運命 人気の新着歌詞 腕に虹だけ – 小林旭 強がり生きてくしかないね…

  • 男は明日へ – 小林旭

    落ちてゆく 夕陽のようにだまりこくった 時もあったさ冬の雨に心もぬれて酔いどれた 夜もあったよあゝ あの時 あゝあの時友達が背を向けた夜も歌だけが 歌だけだ歌だけがついてきた ふり返る月日の中にいつも夢見たことがあったさ遠すぎる思い出だけど幸せなころもあったさあゝあの時 あゝあの時空っぽの青春の中に歌だけが 歌だけが歌だけがついてきた さみしくて子供のようにはしゃぎまわった時もあったよむなしくて …

  • 終着駅のない女 – 小林旭

    あたいのような あばずれを貰ってくれた やさしい人のかわいい妻になるんだと 言っていたけなげな君の 面影が輪島の町を ゆきすぎる 山より高い 波が立ち夜空に砂が 泣いてる夜はさすらい癖が目をさまし 辛らいのと淋しい便り くれたのは三年ばかり 前だった 輪島の町の 朝市は売り子の声に しらじら明けて君の名呼べどかえるのは 波ばかり_になって 翔んだのか終着駅のない女 人気の新着歌詞 腕に虹だけ &#…

  • 私もいろいろありました – 小林旭

    流れ流れて この世の人になじんだつもりで いたこの私だけどあなたに 逢った時何故か心が とまったの息をのむよな せつなさに思わず言ったの あの言葉あなたになにかを してあげたいの 遅くなったと あなたに言われ昔の女に もどった私思わずもらす 溜息にあなたは何を 感じたのツンと横向き 知らん顔あなたと同じ 私にもいろんな事が ありました すさぶ私の 心の中に愛のあかしを ともしてくれたあなたを今夜も…

  • 夕子 – 小林旭

    話してごらん 泣かないで小さな胸に かなしみを包んでひとり 夜汽車を待っている野菊のように かれんな夕子にくいあいつを 責めもせず伏せたうなじに 霧がふる しあわせそうに 手をふって俺から去った きみなのに三日もたたず 戻ってきたけれど落ち着く場所も ないのか夕子今日は夜汽車の ひとり旅だれか身よりは あるのかい 人気の新着歌詞 腕に虹だけ – 小林旭 強がり生きてくしかないね絶望する…

  • お前ひとすじ – 小林旭

    俺と一緒に 捨てゝ来た思い出すだろ 故郷のことをお前のその目に 光ってる熱い涙が 落ちたときぬぐってあげよう 唇で 派手な暮しは できないがまけやしないよ 愛することはお前のからだが わるい時口にふくんだ この水を飲ませてあげよう くちうつし 長いつもりの 人生も苦労かけては 短かく終るお前が幸福 つかむまでうしろ見ないで この俺がつくしてあげよう ひとすじに 人気の新着歌詞 腕に虹だけ R…

  • 氷雪海峡 – 小林旭

    サハリンの 女の血が混るおまえの素肌は あたたかかった吹雪舞いこむ 岬の宿の寝物語は 忘れないぜ北の岬で 生きて行くには抱いて抱かれて 眠るだけあゝ白い暗やみ 氷雪海峡 窓から見えてた オホーツクおまえの昔に そっくりだった胸のひびわれ 岬の春に花が咲くのは いつのことか北の岬で 生きて行くには甘い恋など 邪魔なだけあゝ恋を葬う 氷雪海峡 生きてる事すら 切なくてさすらう旅路で おまえに逢った海鳴…

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