小村美貴

雪海岸 – 小村美貴

終着駅には ほど遠い
窓から拡がる あの海に
旅には似合わぬ 姿して
魅(ひ)かれて降り立つ 北の駅

今更みれんと 分かっても
あなたの裏切り 「どうして…よ」
追ってもくれない 男より
真冬の海が 暖かい
雪海岸

自分の名前で 生きられて
自分の名前で 死んでゆく
ネオンの花には 根もつかず
それさえ叶わぬ こともある

サヨナラあなたと 波止場から
叫んで指輪を 投げるとき
音まで呑み込む この海の
逆巻く波に 救われる
雪海岸

サヨナラあなたと 波止場から
叫んで指輪を 投げるとき
音まで呑み込む この海の
逆巻く波に 救われる
雪海岸

人気の新着歌詞

おんなみれん節 – 小村美貴

あんな男と 世間の噂あんな男が 忘られぬ流転てんてん ネオン川いっそ沈めば 楽なのに沈み切れない命 ぎりぎり おんなみれん節思いたくない 自分のことをそうよ哀し

赤い雪 – 小村美貴

人で生まれた はずなのに人並みほどの 倖せも神様あたしに よこさないみんな他人が さらうからアア さらうから北の空には 七ツ星動けぬ宿命(さだめ)の 逆さ星あた

やっぱり大阪 – 小村美貴

やっぱり大阪 ええなぁこの街は涙がこぼれりゃ 傘の花が咲く女の心を 蹴飛ばすようなあんな男は あんな男はあばよで放(ほ)かそか 雨ん中 あゝ 雨ん中やっぱり大阪

浪花生まれの女やさかい – 小村美貴

浪花生れの 女やさかい心底あんたに ついてゆく笑わんといて 笑わんといてあんたに抱かれた そのあとは可愛いわたしに なれるから隣りにおいててね いつまでも浪花育

惚れた 惚れたよ – 小村美貴

惚れた惚れたよ 本気で惚れたこんなおんなは おまえだけ世間知らずで 気ままな俺をやさしい笑顔で 庇ってくれる決めた決めたよ道づれにおまえと道づれに…惚れた惚れた

鴎橋から – 小村美貴

鴎橋から鴎が飛んだ悲しい女に声かける泣くのはおよし もうおよし涙顔みせたくないと振り向けば道頓堀に宵灯り あゝ 宵灯り鴎橋から鴎が飛んだ番で塒へ帰るのかあなたに

哀しみのプラットホーム – 小村美貴

いつも待ったわ あなたの言葉一緒になろうの 一言を今は無理でも 叶うのならばもっと先でも 良かった私小雪に沈む この駅灯り汽車が来るまで あと五分別れが近くなる

おんな通せんぼ – 小村美貴

北の都を ふり出しに流れ流れて 夜の花風子十九の 仇(あだ)の花あゝ おんな通せんぼまこと尽くして 燃えた恋意地が残って 泣いた恋いつも裏目に なる私あゝ おん

Back to top button