小川みすず

大阪情話~うちと一緒になれへんか~ – 小川みすず

人はこころや銭やない
泣いたらあかん 泣いたらあかん 別嬪(べっぴん)台なしや
飛田のお店に出るという 十日戎(とおかえびす)の前の晩
あんたがいうた言葉を忘れへん
うちは今でも 忘れ 忘れへん

「泣きながら通天閣見上げ
これでうちの人生終りやと思った。
けど死んだらあかん。精一杯生きてみよ。
あんたの言葉きいてそう思たんや。」

何が不足や知らんけど
すねたらあかん すねたらあかん 男がすたります
無い無い尽くしで来たクセに 愚痴を肴にはしご酒
道頓堀の 鴎に嘲(わら)われる
うちも厭です 嫌い 嫌いです

「なァあんた。ヤケ酒呑んでも何も変わらへん。
この世で起こったこと この世で納まらん筈がない。
山より大きい獅子(しし)は出えへん 気を大きい持ちいなァー。」

夢を捨てたというのなら
ひろうて上げる ひろうて上げる 大事にあたためる
花の十九と十五まで 共にどぶ板踏んだ仲
焼けぼっくいに今こそ火をつけて
うちと一緒になれ なれへんか
うちと一緒になれ なれへんか

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愛されたくて – 小川みすず

この街は 泥の河もがくほど 沈みますちらちらと 街灯り蛍のようで 手を伸ばす愛されたいよ 愛されたいよ誰か私を 見つけてよ抱きしめて 抱きしめて泣かせてよ優しさ

何でやねん – 小川みすず

忘れへんわ 今でも真赤に染まった天満橋夕陽 背中に浴びながらぽつり「サイナラ」や頓馬な話や 何でやねんうちが本気になったのがあかんかったんか想い出してくれへん?

柳ケ瀬ブルース – 小川みすず

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石狩挽歌 – 小川みすず

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空港 – 小川みすず

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女の意地 – 小川みすず

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喝采 – 小川みすず

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青空気分 – 小川みすず

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Summer Timeを聴きながら – 小川みすず

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空行く雲よ – 小川みすず

愛することに 迷ったら空行く雲に 尋ねてみよう離ればなれに なりながらどうして泣かない 千切れ雲恋人 信じていると 云うのでしょうか雲よ 空行く雲よ 教えて愛す

北九ブルース – 小川みすず

愛した振りして 本気にさせたアイツが恋しい 夜もあるにじむ涙の 門司港(もじこう)レトロ憎い仕草が また浮かぶあぁ… おんな泣かせる 北九ブルース揃いの浴衣で 

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