小島ケイタニーラブ

はるやすみのよる – 小島ケイタニーラブ

いつのまに二人は出会って波のように僕らはしゃべった
なにげなくときは過ぎ

春休みの夜空に瞬いて星が一雫 俯いてる君の顔照らすでしょう

自転車を引いて駆けっこ あぜ道の影を追いかけた
鮮やかにときは過ぎ

春休みの夜
そんなにはしゃがないで 離れられなくなる
君と僕はこれからも友達

君の家の明かりがぽつんと見えてきて僕らは黙った
柔らかな風が吹く

春休みの夜
そんなに泣かないで 離れられなくなる
君と僕はこれからも
春休みの夜空に瞬いて星がまた一つ 君と僕は
これからも友達
大切な友達
いつまでも友達

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郵便飛行機 – 小島ケイタニーラブ

ぼくの仕事は 郵便飛行機みんなの手紙を 遠くに届ける雲の上からは きみやあの子がよく見える羊も 牛も 草を食べてるね小さな村に みんながしずかに暮らしてるぼくの

友達の友達 – 小島ケイタニーラブ

あの友達の友達は この友達の友達この友達の友達は その友達の友達友達の友達の 友達 友達友達の友達の 友達友達の友達は 僕の友達の友達の友達旅立ちの旅立ちの 旅

長い道草の途上 – 小島ケイタニーラブ

この道の終わリにゴールテープを探すな君はただ歩いただけだらしなく伸ばしたヒゲに本当の自分を探すな君はただ逃げただけ旅人たちよ君は今、長い道草の途上割れそうな空を

とてもとてもサーカスなフロラ – 小島ケイタニーラブ

軽業師がプッパルー トンボ返りをしてるブランコ乗りがプッパルー 空中を飛んでいく大好きさフロラ おチビのフロラ毎日はとてもサーカスなフロラライオン使いがプッパル

しごとのうた – 小島ケイタニーラブ

冷たいアルミに口をつけてシュワシュワ ペプシが駆け抜けてくなんだかしっくりこないけれどいつだってそんなものさ こんなときはやったー、仕事が早く終わった君に会いた

オトナノコイ – 小島ケイタニーラブ

おっさんだって君と恋したい いくつになっても胸焼き焦がせどんな綺麗な星よりも今夜のあなたは美しいウィンカーの音にドキドキ重ね 窓から差し込む光追いかけたどんな眩

白河夜船 – 小島ケイタニーラブ

いつでもいいとこで夢が醒めるわまぶたにまだあなたが残ってる今夜も誰かが誰かのかけらを探して眠りに落ちていくつなぎとめてつなぎとめて世界を抱きしめてるいつでもいい

毛布の日 – 小島ケイタニーラブ

朝から毛布にくるまってたい 宿題忘れてくるまってたいまるまるくるっとくるまーる 僕は毛布にくるまる猫のミーコもくるまってたい お昼まで毛布にくるまってたいまるま

東京カモメ – 小島ケイタニーラブ

ハーバーライト 風に光を乗せて走るあなたは一人バイクに乗ったカモメいつからこんなになっちゃった 飛べない体になっちゃった翼をなくしたわけじゃない カモメ走れ走れ

フォークダンス – 小島ケイタニーラブ

フォークダンスを踊ろうよ かかとを鳴らして回り出したこの星 二人を乗せてほっぺはリンゴ色 涙を拭いたらその瞳に輝く星の光ハルレヤ 夢の中へ いびつな僕を許してこ

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