小山田壮平

  • 君に届かないメッセージ – 小山田壮平

    右も左も分からなくなって暗闇をフラつきながらまたやけになって心をエグりながらそれでもたくましく目を覚ます ふてくされていても腹はへるから綺麗な花を探しに出掛ける月の夜には手を繋いでいたよねそして今はここで揺れている 行きたいところもなくなって何もかもを投げやりにしてしまう時も美しい人に惹かれるからまだこの舟旅をしていたい 君に届かないメッセージ僕が気づけなかったあれやこれや何も言わない君の手を握る…

  • サイン – 小山田壮平

    何も持たず生まれてきた僕たちの夢物語 愛の話きどっておいでよファッションリーダー誘ってみせてよバニーガール飲んで飲んでパーティーピープル茜色のライトで それは素敵な日々 僕たちの日々 僕はうっかり全部投げ出して君は「やっぱりか」って涙した 忘れないでいてね 忘れないでいるよこの心の歌をそしていつか「やっぱそうだったね」って僕がサインを送るから 何も持たず生まれてきた僕たちの夢物語 愛の話求め続けて…

  • アルティッチョの夜 – 小山田壮平

    吐いて吐いて ああ風をよんで ブルに刺して表面張力 ああ午前2時の高まり きっときっと忘れない 扉が空いたら誰かがやってくる 泣いて泣いて ああ君もつらいね 俺もつらいよ表面張力 おおおお何をしている ロックンロール ずっとずっと忘れない 調子こいたじゅんやがテキーラ飲みます このまま船を漕いで行きたい素敵な恋も連れて行きたい猫も杓子も抱いて行きたい 心に ああ隙ができて愛になった表面張力 おい……

  • スライディングギター – 小山田壮平

    ゆらゆらしながら 星のない夜にたどり着いた 井の頭公園でふわふわ笑ってる 若者たちがゆるやかなスピードで繰り出したスライディングギター ぼくの心はあのちぎれ雲のようにどこまでもさまよっているけれどいつまでも漂っているけれど ブルースの決まりごとコンクリートの道の上右斜め前から 聞こえてくるスライディングギター くらくらしながら 満月の夜にぶちあがってる 武蔵関公園でめらめら燃えている 君の指が「こ…

  • 恋はマーブルの海へ – 小山田壮平

    恋はマーブルの海へ溶けていく雫さよならの時に気づいてはじめて出会える光 走り出したい気持ち ふわふわと流れていく透き通る瞳にすいこまれてしまった微笑む君の腕に滲んだあざを見つけた風の音が消えた 心奪われて 恋は砂漠を彷徨う寂しいライオン追いかけるけれどどこまでも逃げていく蜃気楼 積み木のトンネルの向こうに広がる青空に飛び交う鳥たち 重なり はぐれて君の呼ぶその声に誘われて歩いていく泣かないで 僕ら…

  • 夕暮れのハイ – 小山田壮平

    風の中へいつのまに滑り込んじゃってわたしは誰なの?知らない?そこの人流れ行く雲に話しかけても返事はないよね 西へと僕も行く 「ああ どこか遠くの桃源郷で会いましょう」誰かの囁きが微かに聞こえるけれど 茜色の空 追いかけて走る夕暮れどきは花の匂いに誘われて 笑ってしまうでしょう? 恥ずかしいこと胸がぎゅっとするでしょう 惨めな思い出でたらめに描いた絵も消えない痛みも染められていくマジックアワーで い…

  • 旅に出るならどこまでも – 小山田壮平

    繰り返されるブルースだけれどここへ来てしまったんだね悪いようにはしないつもりだがまあまあ酔ってしまっているし支離滅裂な狂人のようで とても Sweet な蜜の味闇に消えゆくバンパイア 優しい君にとりつく おいで どこへいく?どこへでも 果てしなく限りある空旅に出るならどこまでも 午前 3時の恋 星占いしようおもいどおり おもいどおり 明日のことは遠い渦の中 全部忘れて楽しもう灰になるなら森羅万象 …

  • あの日の約束通りに – 小山田壮平

    タオルケットににじむ香りをこんなにも抱きしめている「どこへもいかないで」なんて 言ってもしかたのないことだねただつむいでいく暮らしに 君の残した瞳に胸をときめかせているのさ ねえ わかると思うんだ どんな言葉で飾っても どうにもかっこうつかないんだ僕のだめなところを君は嫌になるほど知っているあの日嘘をついたこと 謝りたいのだけれど臆病な僕はまた冗談にかえてやり過ごすのだろう 降りやまない雨の中 強…

  • 雨の散歩道 – 小山田壮平

    雨の中 今日も誰かを探して たどり着く歌で励ましながら昨日の夢に見た会えない人と歩いてる 住み慣れた街で 風の中 我は孤独な旅人 いやただの寂しがり屋の酔っぱらいあなたの心が動くのならば 歌えるよ 愛のある話 巡り行く人は時々気がつく ともしびに照らされた心が落ち着ける時を待っていたことを その後ですぐに忘れ去る 君のことが分らないんだ この恋はやまない うつむいて次のバスを待つ人 濡れ始めた 背…

  • 君の愛する歌 – 小山田壮平

    君の愛する歌がよくわかる 500マイルも故郷から離れてふいに見上げた空に浮かぶ雲からこぼれる光の中で 君の愛する歌を歌いたい 誰かと誰かが通りすぎても君のグッときたメロディーに浸りたいんだ君の愛する歌を歌いたい 流れ星のような人生 だけど生活に降りつもるホコリやクズを払いのけて歩き続けるきょうだいよ 君の愛する歌を歌いたい 誰かと誰かが争っていても君のハートに火がついた夜の話を聞かせてほしい 暗い…

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