小宮恵子

故郷はいいなァ – 小宮恵子

あの山も この川も
みんな昔と そのまゝに
迎えてくれる 懐しさ
つきない夢を 秘めている
故郷はいいなァ
あゝ やっぱり いいなァ

あの人も この顔も
幼なじみの 仲間なら
語れば胸も 溶けてゆく
心に沁みる くになまり
故郷はいいなァ
あゝ やっぱり いいなァ

悲しさも 嬉しさも
そっと包んで 只ひとり
抱かれて泣けば 気も晴れる
いついつまでも 変らない
故郷はいいなァ
あゝ やっぱり いいなァ

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だるま人生 – 小宮恵子

日蔭育ちの 小さな枝も千両万両の 実をつけるあんた負けたら すねたらあかん辛抱我慢で 起きるんやだるま根性で だるま根性で春を呼べ銭がもの言う 世の中やけどうち

人恋酒場 – 小宮恵子

誰のことかしら 雨降り女ってそうね そうね 案外あたしの ことかもね忘れられない あの夜のことを命が枯れるまで あんたの女ですどこに居るのよ‥‥人恋酒場男物だけ

しぐれ宿 – 小宮恵子

谷の瀬音を 枕できいて熱い吐息を かさねるふたり明日はいらない あなただけ罪の炎に 身を焦がし燃えて乱れる あぁ、しぐれ宿雪見障子を あければ外は紅葉くれない 

チャグチャグ馬っこ – 小宮恵子

南部エー南部自慢の 飾りつけチャグチャグ馬っこのお通りだ ハイ通りだ手綱とる人 癪な人娘ごころを 知りながら乙に澄まして 風をきる ハイ チャグチャグ恋のエー恋

太陽の町 – 小宮恵子

貧しいけれども 汚れない瞳に映した 明るい未来トウキョウ下町 喜び悲しみ露地に咲くトウキョウ下町 名も無い花にも青春(はる)はある塩風いっぱい 吸いこんで太陽の

島のアンコさん – 小宮恵子

磯の燕(つばめ)を アンコさんが呼んだエ可愛いお方も 旅の鳥真の気持は どんなやらトコサイサイ きいたエ山の煙に アンコさんがすねたエ胸の御神火 火の希いひとり

小さな小さな山茶花を – 小宮恵子

きびしい風が 吹き抜ける団地の窓に 山茶花を小さな小さな 山茶花を遠くの駅に 住んでいるやさしい人の 家までも香りがきっと 届くよう冷たい壁に かこまれた団地の

島の波止場が恋しいなあ – 小宮恵子

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願い – 小宮恵子

悲しみにたえて川岸に立てば雲はるかに風はそよぎ花は水面に散るならば せめて清らかに 淡く汚れを知らぬ青春よああ 夢侘しさにせかれ月かげを行けば虫あわれに露はしげ

初恋りんごっこ – 小宮恵子

一人こっそり 抜けて来たリンゴ畑は 風ばかりリンゴッコ リンゴッコなぜなぜ うれた青いまんまで 放って置けば涙なんかは 知らずにいたろう空を飛んでく ちぎれ雲遠

祇園夜曲 – 小宮恵子

橋を渡れば 白粉(おしろい)の匂いこぼれる 宵あかり舞妓どこ行く しおしおと髪がかわいい 割れしのぶエエ 祇園恋しや なつかしやあれは清水 長楽寺鐘が鳴ります 

明日天気になあれ – 小宮恵子

鳴らしてごらん 吹けるだろ麦笛呉れた いがぐり坊主「明日天気になあれ」思い出します お下髪の頃の手と手つないだ わらべ唄梢に逃げた ひぐらしを登って捕った わん

水仙岬 – 小宮恵子

振り向くたびに 爪立ちすれば足袋の鞐が 痛くなるあなたを 見送る女 越前 水仙岬春呼ぶ花が 咲き競うのに私の心は 春知らず――女のいのち 三日に込(こ)めて燃え

白い花言葉 – 小宮恵子

蓼科山(たてしなやま)の 山蔭に仄(ほの)かに咲いた 白い花これを私と 思ってと胸に飾って くれたきみおぼえているよ いつまでも一人静(ひとりしずか)の 花の言

島田のブンブン – 小宮恵子

夜のとばりが パラリと降りりゃ祭りごころが 騒ぎだす今日は祇園か 先斗町(ポントチョウ)三味に太鼓に 鳴物ばやしぬる燗ふくんで ひと節はア誰が呼んだか 島田のブ

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