寺西優真

  • 君を愛するだけ – 寺西優真

    街の灯を吹き消すふたり真夜中のバルコニー ブランケットにくるまれてときを止める 永遠のキスをしようそっと世界が眠る夜に終わらない夢で逢おうそんな願いを込め…目を閉じるよ やわらかな笑顔を見せて涙するその理由(わけ) 僕の知らない君の瞳には誰が映る もう二度と逢えずともあした世界が終わろうとも叶わない恋と知り君を愛するだけ愛するだけ 朝焼けに染まる前に君はまた戻ってゆく運命 永遠のキスをしようそっと…

  • 嘘と地図 – 寺西優真

    そよ風 揺れるワンピース 見つめていたあの頃陽射しが透けていくよう 白が似合う憧憬 瞳の奥には切ない恋する光毎日の思い出のひとつひとつが まだ降り積もる あなたのためと僕がついた嘘は ひとひらの刃でだれかを守ることもしないで ただ心を傷つけているあなたのために僕が描いた地図は 導くこともせず道を誤らせるばかりだと ひとり手を見る 故郷 訪れるたび 思い起こす情景岸辺に溶けていくよう 青が滲む空閨(…

  • 君のこえ – 寺西優真

    愛してる 言えないだろ 想いが宙を舞う君の願いが叶いますようにと 夜明け前の静けさから逃げるかのようにいた暗がりには得るものなど何もないから光もとめ 君のこえが聞こえる三叉路でどちらに向かえばいいのだろうかひとり佇む背中を押す手があると信じていた 愛してる 言えないだろ 想いが宙を舞う愛してる 言えないよな Your Voice in My Heart愛してる 言えないだろ 言葉よ踊れ君の未来に届…

  • オレンジ – 寺西優真

    この恋がいつしか 星屑に変わってキミの想い 忘れられなくて 痛いよ「愛してる」 あふれる言葉をあてもなく 風にのせて… 夕焼け空を 見つめていた「とても綺麗だね」 つぶやいてたボクに「明日は、晴れるね」と見つめながらキミは 照れながら 言った キミと過ごした記憶忘れられない景色にそっと 手をのばすけどキミと繋がっているこの空へなんども なんども 叫ぶよ… 沈んでく 夕日をひとり見つめていたココロは…

  • REASON – 寺西優真

    何百回好きだと言われても 苦しいだけよキミの気持ちに 応えられずに何百回好きだと言われたら 気づけるのかな?キミがそばにいて ボクは微笑むならゆっくりと歩いてゆく 朝の顔が浮かぶ 電車に揺られる 帰り道でさっき別れたのに 寂しい気持ちだけが 走り出してく キミを想っていたら ひと駅通り過ぎてた後戻りできない 時間の中でボクは足元見つめてた 何百回好きだと言われても 分からないんだよボクの気持ちは …

Back to top button