寺尾紗穂

東京/両国のてまり唄「向こう山に鳴く鳥は」(墨田区両国) – 寺尾紗穂

向こう山に鳴く鳥は
ちいちい鳥かみい鳥か
源三郎のみやげ
なにょかにょもらって
きんざしかんざしもらって
一羽の雀のいうことにゃ
父さん母さん聞きやんせ
私が大きくなったなら
上野のお山に店出して
ござが三枚むしろが三枚
合わせて六枚烏の行水
羽がバタバタ狐の嫁入り
まずまず一貫おん貸し申した

人気の新着歌詞

愛の秘密 – 寺尾紗穂

何にも知らない顔してみんな あなたは知ってるねえそうでしょ私はあんまり見失う 道をだから教えて愛の秘密をきつく抱きしめては投げすてるそんな幼いしぐさを繰り返し私

夕まぐれ – 寺尾紗穂

夕まぐれ 私ひとり踊る電線 カットして自由な空夕まぐれ 私ひとり愛したひとの今頃と愛した私のこれからと夕まぐれ 私ひとりお隣さんは中華かな私はひとり魚をおろそう

あじさいの青 – 寺尾紗穂

何になりたい?ただがむしゃらにこの心何がほしい?いたずらに傷つけてあの心次にうまれかわれるのならあじさいの青になりあなたの心に溶け込むのにどこへ行きたい?ただ遠

狂女 – 寺尾紗穂

女がまだきれいだったとき父と夫とぼうやとが続けて死んでいきました三人の影を抱きしめて女が床に臥せたとき国にいくさがおきました女の思うことおなじこと 思いはぐるぐ

月の海 – 寺尾紗穂

みやげやで手にしたガラスのこびんみたいに壊れやすい胸で 月を見ていたつつまれたびんのよにぼくらはおたがいを海辺の小さな家で三日だけ守りあった嵐の去る その真夜中

ハイビスカスティー – 寺尾紗穂

昼下がりのカフェは女の子のおしゃべりで出来てるチョコレートと生クリームで出来てるいちごとブルーベリーで出来てる君はぎこちなく席にいるまるで似合わないハイビスカス

口の角 – 寺尾紗穂

なきたいときも苦しいときも口の角くいっとあげてごらんしんどいのはわかってるの言われたとおりにやってごらんせつないときも悲しいときもだまされちゃいけないよやるせな

思い出どおり – 寺尾紗穂

思い出どおり あしたになれば薄れてしまう 夜の憂いも思い出どおり 行き交う声が新しい朝 満たしてくれる思い出どおり ぬる風吹けばとけてきえゆく 恋の苦みも思い出

お天気雨 – 寺尾紗穂

お天気雨に目を凝らし見つけたものは空のすきま生ぬるい風つづいてたもしも不安があるならばそっちにいってあげようか返事がないのでもう一度大きな声で問うてみたするとい

青春時代 – 寺尾紗穂

卒業までの半年で答えを出すと言うけれど二人が暮らした歳月を何で計ればいいのだろう青春時代が夢なんてあとからほのぼの思うもの青春時代のまん中は道にまよっているばか

午睡 – 寺尾紗穂

今日も凪いでる午後の海あなたと私と今日も傍には午後の海枕辺に潮騒どこか遠くへ連れてって言いながら眠りに

山口/山口のたこあげ唄「山の婆 山の婆」(山口市) – 寺尾紗穂

山の婆 山の婆わら一把かさんか二把にしてもどそ わしゃ荷はかるわんほいとなりゃこそ荷をかるいまする三把にしてもどそ わしゃ竿ささん鳥刺しなりゃこそ 竿さしまする

鳥取/鳥取の寝させ唄「ねんねんころりよ」(鳥取市赤子田町) – 寺尾紗穂

ねんねんころりよ ねんころり坊やのお守りは どこへ行たあの山越えて 里へ行た里の土産は 何もろたでんでん太鼓に 笙の笛おきゃがり小法師に 犬張子

福島/桧枝岐の守子歌「ねんねの子守は」(南会津郡桧枝岐村) – 寺尾紗穂

ねんねの子守はつらいもの人には楽だと思われておっかあさんに叱られ子になかれ雨風ふいても宿はなし人の軒端で日をくらす

山梨/労作唄「えぐえぐ節」(北巨摩郡駒城村) – 寺尾紗穂

エグエグエグ縁でそうとも柳沢いやだね女子木を切るかやを刈るションガイネそりゃかやを刈る女子木を切るかやを刈るションガイネぬしは釜無わしゃ塩川よ末は富士川ションガ

奄美/笠利の子守唄「なくないよ」(大島郡笠利町) – 寺尾紗穂

なくないよ 坊ややよなくないよ 坊ややよなくないよ なくないよ母親やよ 何処もうち母親やよ 芋掘りが野良ち 行ちゃんど芋掘りが 行ちゃんどヨッコロハイヨーヨッコ

北海道/アイヌの鬼遊び唄「タント シリ ピルカ(今日はお天気)」(胆振・登別市登別) – 寺尾紗穂

タントシリピルカピルカピルカイヌンクルピルカヌンケコスネタントシリピルカピルカピルカイヌンクルピルカヌンケコシネ

沖縄/沖縄の寝させ唄「耳切り坊主」(島尻郡佐敷村屋比丘、中頭郡読谷村宇座) – 寺尾紗穂

ヘイヨーヨ 泣くなよ 泣つるわらべ 耳グスグスゆさんでぃばるかいいくなよみみちりぼじぬたっちゅんどぬーとぅぬーとぅむっちょーたがぼーとぅかたなとむっちょんど

富山/成木責めの唄「なるかならんか」(射水郡大門町水戸田) – 寺尾紗穂

なるか ならんかなります なります叺に千杯 俵に千杯なります なります

広島/廿日市のてまり唄「ひいふうみいよう」(廿日市市) – 寺尾紗穂

ひいふうみーよーいつむがあねさん夫がないとてあらためしゃんす夫ばぼたんの助七さんで助のみやげになになにもろた一にゃこうがい二にゃおしろいばこ三にゃさしぐし四のむ

Back to top button