宮田和弥

虹 – 宮田和弥

気付けばこんな歩いてきた
振り返りもせずがむしゃらに
履きつぶした靴はいつの間にか
心のようにボロボロになって

誰かの言葉が気になって
自分の明日を見失った
どこまで行こう?
「風の吹くまま」
言い切れたなら楽になれんのに

考え出すと良くないことばっか
わかっちゃいるけれど…

もう 涙が枯れるまで声あげて
ぐしゃぐしゃの顔で笑い飛ばして
明日(あした)になれば雨は止んで
希望を繋ぐ虹になるよ
信じてみようもう一度
どこまでも続く空のように
終わらない願いに手を伸ばして
いつかの想いも虹になるよ

ひとり佇んだ雨の街
夜明けの音に耳澄まして
華やぐ季節を待ちわびた
心は今も夢(きみ)に焦がれてる

近づくほどに遠ざかって
伸ばした手では掴めないけど
信じてみよう
叶う日がくる
言い聞かせてまた歩きだそう

塞ぎ込んだら溜め息ついてばっか
わかっちゃいるけれど…

そう 心が晴れるまで声あげて
土砂降りの昨日 吹き飛ばして
涙に出逢った僕にだけ
微笑みかける空があるよ
願ってみよう何度でも
いつまでも残る光のように
変わらない願いに手を伸ばして
いつかの想いも虹になるよ

ふと見上げた空を
渡りゆく輝きのように
いつの日か想いが夢(きみ)に
届きますように

もう 涙が枯れるまで声あげて
ぐしゃぐしゃの顔で笑い飛ばして
明日(あした)になれば雨は止んで
希望を繋ぐ虹になるよ
信じてみようもう一度
どこまでも続く空のように
終わらない願いに手を伸ばして
いつかの想いも虹になるよ

心が晴れるまで声あげて
土砂降りの昨日 吹き飛ばして
涙に出逢った僕にだけ
微笑みかける空があるよ
願ってみよう何度でも
いつまでも残る光のように
変わらない願いに手を伸ばして
いつかの想いも虹になるよ

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