正直者ノ流儀 – 宮沢賢治(花倉洸幸)

電気も通らぬ　とある郷里　そこが僕の故郷です
人も動物も区別なく　笑い合うよな　長閑な場所ですよ

ほんの二月ほど前に　とある経緯で遣ってきました
空気もお金の概念も　都会らしさ楽しくて

まだまだ新参者だけど　ああ、お仕事は順調です！

困った時には微笑んだら
誰か助けてくれる
この街の人は佳い人ばかり
なんて有り難いんでしょう
たまには話しが通じなくて
手荒にもなりますが
雨ニモマケズ　素直なままで居たら佳いのです
サウイフものです

今日も調査は堅実に　手掛かりから探しましょう
最近好くしてくださる　彼のもとで　訊いてみましょう

どうやら先の路地裏に　まだ、犯人は居るようです！

悪さをしたのは貴方ですか？
いやはや、違いますか
どうやら人違い　誤解のようで
ご迷惑を掛けました
気持ちを語れば牛も人も
通じ合えるものです
風ニモマケズ　素直で居れば道は拓けます

先ほどぶりです　どうしましたか？
告白においでだとは！
“暴れる牛には手近な物で”
感謝がわりに愛の鞭を！

困った時には微笑んだら
解り合えるのですね
労働の後の食事はやはり
倖せの味がします
たまには話が通じなくて
手荒にもなりますが
雨ニモマケズ　素直なままで居たら佳いのです
サウイフものです