もうどのくらい歩いているのか
気づかずに
立ち止まれば手の中に
残った温もり
かえすところもない
胸にそっと抱いて
時のしじまが密かに
運んできたものは
遠くふたりをへだてる
はかない さよなら
夢は夢の中へ
帰ってゆくように
風に吹かれて見送っているから
夢は夢の中へ
帰ってゆくように
どんなにあなたを愛していたって…
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