姫乃たま

  • 有機体 – 姫乃たま

    自分が有機体として生きてることに僕らはもうちょっとビックリしたほうがいい 私は常に最新 常に最新が私私は常に最新 常に最新の有機体 自分という限られた資源を使うことで何ができるのかそれはあまりに大胆すぎる仮説ノーリスクで生きるんじゃ きっとミスキャスト 理由が絡み合って いま私はここにいる上手にストーリーにできないのがもどかしい いるのが当たり前とずっと思い込んでたファンとは言い切れない有名人の訃…

  • 猫の世界はミラーボール – 姫乃たま

    猫がいたらしい 10年間もね(のらりくらりと 好きに暮らした)ろっ ろっ ろろろろ パキパキの あざやかな 日々だ くるおしくいさぎよく(はげしく)もくもくと メイキャップしてた ライトさえ浴び慣れた(夜行性)パタパタと あたふたな 日々だ ひたむきにきまぐれに(不眠不休)もふもふと 背中を叩かれ 振り返る そこには(そこには)1匹の(1匹の) 夜の次にくる朝 酔いは覚めてしまったご馳走してくれた…

  • いつくしい日々 – 姫乃たま

    しらじらと 夜と紙が明ける行き止まり 見越し 返して ああしらじらと あくびしてみても終わらない 少しおやすみ テーブルの縁が茎みたいに酔いどれ 歪み すぐにバッカスがやって来て もうすぐ天国はじまる白昼夢 乾杯 さよなら 身体が離れていく心は歌う くりかえし言葉が崩れていくたましい まあるい まわっている バッカスがやって来て もうすぐ天国はじまる白昼夢 乾杯 さよなら いつくしい日々をまだ見て…

  • 卒業式では泣かなかった – 姫乃たま

    私 魔法がとけたみたい 大変よいつもの校舎がなんだかすごく眩しい こんなきれいな場所に居たんだねはなれる日にたどり着くまで全然気づかなかった 卒業式が終わって 私どうなるの?制服脱いで たちまち大人になっちゃうもうこのままじゃいられないのね 私 魔法がとけたみたい 残念ねまばゆい帰り道は ほら普通の道 みんなの声 遠くに聞こえてるなつかしいってこういう気持ちのこと言うのかしら 卒業式が終わって 私…

  • 深度は秘密のハイウェイ – 姫乃たま

    ホテル横目にカーブに差し掛かるライト後ろに流れる高速 窓開けて君はひどく退屈そう軽い憂鬱 重い煙草が風と流れ込んで口塞ぐ ねえ 暗い海に行こうよすぐどこまでも潜ってみせてよねえ 深い海でしようよふたり 目を閉じて 夜に溶ける ゆれる スピードが上がる 宙ぶらりひかる遠くのトンネル抜けたら なにもかも飽きて 君は泣き出しそうバックシート倒して眠りに落ちる速度で逃げ切りたい ねえ 暗い海に行こうよ月あ…

  • まだ – 姫乃たま

    何もかもがいつもきせきのようにうまくめぐることはないのねただみんなが笑ったり 悲しんだり何度も 何度も くりかえす どんな人も 心の中は自由で小さな羽も かがやいているのただ自分のことばかり 考えるときはなぜだか 素直に なれない 思い出す小さな私をしまい込んでうそをつくのよ 外が暗くなれば 淋しくなるしかんちがいの 恋もしてしまうでも すべては正しい まちがいなの誰だって 誰かに愛されたい 時が…

  • 大人になっても恋をする – 姫乃たま

    何度目かのドライブミュージック東京の夜景を渡る何度目かのワイングラス酔ってないのに勘違い 初めての時に 巡り合おうとして同じことくり返してる 懲りないね大人になっても恋をする初めてみたいに 苦い初恋 甘い不倫全部過ぎてったはずなのに 初めての時に 巡り合おうとして同じ本読んで泣いている 懲りないね大人になっても恋をする初めてみたいに 人気の新着歌詞 くれあいの花 – 姫乃たま 誰かの言…

  • 長所はスーパーネガティブ! – 姫乃たま

    私なんて本当ダメ 全然ダメだから自己紹介はこう言うの 長所はスーパーネガティブ! 常に最悪の状況を 考えているからちょっとのことじゃ慌てない 焦らない今日もキョロキョロと疑う 初めて歩く道石橋たたいて(たたいて)たたいて(たたいて) 渡らない! いつも前向きなあのコとは 違うパノラマが後ろを向いてる私には 見えている 私なんて本当ダメ 全然ダメだけど何事も慎重なの よく言えば私なんて本当ダメ 全然…

  • あべこべでさかさま – 姫乃たま

    「もうすぐ」私は言う「まだまだ」君は遠い目をするあべこべ鏡を見てるみたい私と同じなのに きれいにさかさま 「行こうよ」って私が言えば「ねむいよ」って君は言うんだ どうしてだろう 困ったなあ「行こうよ」って言っちゃう 「もうすぐ」私は言う「まだまだ」君は遠い目をするあべこべ鏡を見てるみたい私と同じなのに きれいにさかさま 行こうよ 聞こえてる?どうして「ねむい」なの? あべこべ 君と私さかさまのまま…

  • パノラマ街道まっしぐら – 姫乃たま

    出発は夜更けだった 日がのぼる気配は遠い暗がりのずっと先見えてくる 見えてきた?惨憺たる道のり 君ならどうする 問いかける 夜が明ける匂いがする 目がくらむ光ここはどこおぼろげなドライブコース見えてくる 見えてきた?散々だった道のり でも君の気配感じてる目に見える標識じゃ行き先はわからない きっと終わりは海 指先にひらく空気まぐれな強い風 髪が頬くすぐる私はもうすぐに笑いだしてしまいそうどこに来た…

Back to top button