太川陽介

道は続く – 太川陽介

人知れず森を歩き 木々の声を聞く
陽の光当たる場所を 探し求めてる
地図はまだ鞄の中 今を感じてる
足下を確かめながら 踏みしめてゆく

道は続く 旅人の先を
戻ることも出来るけれど
道は続く 旅人の先を
分かれ道で立ち止まりながら
また歩き出す

防波堤腰を下ろし 夕日眺めてた
穏やかなこの時間を 忘れないうちに
明日はまた違う夕日 眺めてるだろう
簡単には見つからない 旅の終わりなど

道は続く 旅人の先を
躓かないよう杖を離さずに
道は続く 旅人の先を
誰もがそう立ち止まりながら
また歩き出す

旅の途中 見知らぬ笑顔に 心取り戻せたなら

道は続く 旅人の先を
戻ることも出来るけれど
道は続く 旅人の先を
分かれ道で立ち止まりながら
また歩き出す

道は続く 道は続く

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