大藤史

雨の夕暮れ – 大藤史

外の景色 見つめてた
電車に乗って
窓ガラス 雨の粒が
細い線を書く

駅を降りた時
鞄から取り出した傘

いつもこんな日には
あなたが迎えに来てくれた
あの日あなたと別れてから
初めての雨が降るわ

同じ色の車
見かけてふとあなたを探した
街を濡らす雨の匂いが
胸をしめつける

ひと雨ごとまた季節は
変わっていくけど
きっとわたしのこの心は
立ち止まったまま

一緒にいこうと話したね
夏の花火

小さな約束も
雨の音に消えていくわ
当たり前に交わしていた
言葉も今は届かない

雨よもう降らないで
2人の日が遠ざかるから
まだもう少しこのままでいさせて
想い出になるまで

止まない雨の中
あなたはなにをしてますか
見つめ合って笑っていた
2人にはもう戻れない

雨よもう降らないで
2人の日が遠ざかるから
まだもう少しこのままでいさせて
想い出になるまで

街を濡らす雨の匂いが
胸をしめつける

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