大津美子

青いアンブレラ – 大津美子

青いちっちゃな アンブレラ
ちょいとかざせば いそいそと
浮気男が 声かける
「お嬢さん どちらまで
雨の散歩は 如何です」
いいえ男は 恐いもの
なンで傘なぞ 貸せましょう
わたしは つンとお澄ましで
くるりと傘を 廻すだけ
それでとても お得意だったの

青いちっちゃな アンブレラ
いれてあげましょ あなただけ
ぬれたソフトが 気にかかる
「お嬢さん ありがとう
僕はあなたを 忘れない」
いいえ恐いと 知りながら
いつか夢みる この心
わたしは ひとりこっそりと
冷たい傘に 頬よせた
それでとても 幸せだったの

青いちっちゃな アンブレラ
いらなくなった アンブレラ
野暮で可愛い あの人は
虹と一緒に 消えちゃった
涙あふれる 水たまり
数えて街を 歩くだけ

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グッド・ナイト – 大津美子

なんでもない様に 街角で別れたけれど あの夜から忘れられなく なっちゃった名残り惜しさに ああ星を見つめりゃ 泣けてくるGOOD NIGHT GOOD NIGH

優雅なる求愛 – 大津美子

神様お願いよあの人の心を私にくださいね白い馬車にのせてあなたの足元にひざまづいて愛をささげ「私を妻にしてください」と祈りたい神様信じますあの人のささやきを私のこ

愛の詩を花の詩を – 大津美子

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ごめんなさいねお母さん – 大津美子

虹よりもはかなく遠くあの空へ消えてしまった お母さん思っている程 思う程なんにもしないで ごめんなさいねごめんなさいね お母さん お母さんわたしだけ残して ひと

雲よ何処に – 大津美子

雲よ何処(いずこ)へ また想い出を連れて雲よ何処へ 遠い母の 故郷(くに)へ寂しくて 寂しくて 誰かそばにせめて 心の あの人に伝えてよ 伝えてよ ひとりぼっち

夜霧のハンブルグ – 大津美子

白夜の空の 北極を越えてはるばる 逢いにきた夜霧の街よ ハンブルク君はいるかと さまよえばセントペトリの 鐘が鳴るあゝ夜霧の 夜霧の ハンブルクハイネの詩集 ひ

横須賀マリア – 大津美子

あんたがその気になったら いつでもたずねておいでよ ドア板通り髪に一輪赤い花マリアといえば見つかるよゆれる ゆれる タバコの煙色目つかえば しあわせってやつは男

若き日の詩 – 大津美子

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ひとり行く旅なれば – 大津美子

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青い貝殻 – 大津美子

愛の別れの なぐさめなんて信じられないの 切ないだけでいつも貴方に 抱かれ甘えすぎてた わたし夜のなぎさの 砂にこぼれた青い 青い貝殻何も言わずに いつもの様に

瀬戸内海 – 大津美子

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君恋いさのさ – 大津美子

ただひとり故里(くに)をはなれて 他国のはてを流れ浮き草 風まかせ瞼とじれば ネェ 目にうかぶ山よなつかし 君恋しおとこならいつかひと花 咲かせてみたい意地があ

酒場の片隅 – 大津美子

路地裏の 暗い酒場にトランプで 占うひとよ幸せを 幸せを 酒に散らして帰らない男を今宵もひとり 待つというのか青ざめる 宵の重たさ頬杖で 支えるひとよ余りにも 

夜の嘆き – 大津美子

真珠のような星がまたたく 夜のテラスあの人は 帰らないじっと堪えて涙おふきと 囁きかける星よ 星よ空ろな夜の風が見はてぬ 夢をさそうあの人は 帰らない燃えて切な

白い桟橋 – 大津美子

海につきでた 白い桟橋はてしなくはてしなく波とたたかう夜空に赤く ひかる星くずうつろなる 心にしみてわれもゆかん 海と空との間をただひとり 時の流れに海につきで

ふたりの讃歌 – 大津美子

私には 幸せな道だったつらいけど 夢多き旅だった向い風避けようと うつむく時にあなたの声を 声をきいためぐりあい それは眼差しめぐりあい それはほほえみ一緒に行

愁恋歌 – 大津美子

哀しみが窓辺濡らせばあしたが見えなくなるけど過ぎゆく季節は 涙も 想いでに変えてゆく心から愛した人も 駆けぬけた若き日も黄昏は何も知らず 昨日に染めてゆく人は夢

愛は限りなく – 大津美子

月影淡き 信濃路を辿る侘びしい 影ふたつ寄り添う肩に はらはらと冷たく落葉 ふりかかるこの世に有らぬ 幸せは深き山路の 何処に有ろ問わるるままに 乙女(おとめご

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サンパウロ・チャチャチャ – 大津美子

ここは南のサンパウロ唄は陽気なチャチャチャきょうは楽しいカーニバル踊りましょうよチャチャチャホラ 月さえ浮かれて チャチャみんなの仲間入りだ チャチャホラ コン

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