大泉逸郎

立呑み酒場 – 大泉逸郎

他人同士の 人生が
背中合わせの 立呑み酒場
夢を語って 飲む人や
恋を失くして 飲む人と
十人十色の 訳ありを
浮かべ漂う ひと夜船

隣り合わせた 人生が
さしつさされつ 立呑み酒場
過ぎた時代を 懐かしみ
ああだこうだと ひとくさり
十人十色の 思い出を
浮かべ流れる いち夜川

人気の新着歌詞

酒田港 – 大泉逸郎

白帆が頼り 北前船は止まるも行くも 風まかせお前が見送るョー 酒田港(さかたみなと)紅花(べにばな)積んで 浪花を目指す行く手は遠い 西廻り水垢離(みずごり)取

なかよし音頭 – 大泉逸郎

仲良くすること 知ってる人はこの世を楽しく 生きられる人への気くばり 思いやり笑顔をたやさぬ ごあいさつこころが自然に 丸くなるなかよし音頭で アヨイショ みん

おばあちゃん – 大泉逸郎

いつでも手まめな おばあちゃん後ろ姿は 雨風(あめかぜ)に耐えた気強さ そのまゝにしきたり教えて 我が家(や)を守るおばあちゃん おばあちゃん元気でいてね いつ

ふるさと河北 – 大泉逸郎

わたしが生まれた ふるさとは春のひな市 立つところ蔵を開いて お見せする京のむかしの 雛かざりあられ あま酒 桃の花ふるさと恋しや 河北(かほく)まち娘を育てる

裏町氷雨 – 大泉逸郎

どこか知らない 軒先できっとお前は 雨やどり小糠(こぬか)雨でも 女には濡れりゃ冷たい 裏町氷雨もしも居場所が 分かったら差してやりたい こころ傘人は失くして 

祝いの門出 – 大泉逸郎

今日は目出度い ふたりの門出可愛娘の 花嫁すがたどんな苦労も 分けあって共に手をとり 舵をとる晴れて漕ぎ出す めおと舟うれし涙の 長持唄で送る我が子の 文金島田

親ごころ – 大泉逸郎

嫁という字を よく見てごらん女に家と書くんだよ嫁ぐおまえに おしえたい忘れてならない このことば今日の門出の はなむけに幾つになっても 消えないえくぼそれがおま

孫びいき – 大泉逸郎

抱いてあやせる この幸せは孫がいりゃこそ できること若い頃には 思わなかったこんな喜び この手にくれた嫁と息子に 礼を言う甘えさせては 駄目なんだよと知っている

孫 – 大泉逸郎

なんでこんなに 可愛いのかよ孫という名の 宝ものじいちゃんあんたに そっくりだよと人に言われりゃ 嬉しくなって下がる目じりが 下がる目じりが えびす顔もみじみた

北国の春 – 大泉逸郎

白樺 青空 南風こぶし咲くあの丘 北国のああ北国の春季節が都会では わからないだろと届いたおふくろの 小さな包みあの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな雪どけ せせらぎ 

女房酒 – 大泉逸郎

熱燗徳利(とっくり) 笑顔を添えてお疲れでしたと 酌をする今日まで無事に 働けたみんなおまえの お陰だよありがとう… ありがとう…おまえに感謝の 女房酒肴(さか

人生横丁 – 大泉逸郎

雪をかぶった 夜汽車の写真酒場(みせ)に一枚 貼(は)ってある俺もおまえも 北国育ち今は帰れぬ 故郷(ふるさと)だけど夢をお猪口(ちょこ)に 注いで飲む年齢(と

嫁ぐ娘に – 大泉逸郎

今日のお前の 花嫁すがた親の目にさえ まぶしく見えるこんないい娘に 育ってくれてお前ほんとに ありがとう過ぎて来たあと ふと振りかえりゃ夢のようだね 幼い頃が後

なごり船 – 大泉逸郎

お前が泣くから 呑むほど苦い今夜の酒は 涙割り元の笑顔に 戻っておくれこれきり逢えない 二人じゃないさしばし別れの なごり船お前が泣くから うるんで見える港に浮

新庄恋しや – 大泉逸郎

ハァあの山高くて 新庄が見えぬ新庄恋しや ふるさと恋し老いたおふくろ 気にかかるあんな小さな 我が家でさえも広く見えたよ あの頃は雪に埋もれて雪に埋もれて 人も

路傍の花 – 大泉逸郎

誰にも人生 波はあるのり越えられたよ 瀬戸際も人目にゃ頑固な 男でいてもそのくせおまえに 頼りきり姿もりりしい 路傍の花よ何より地道が 一番と派手ごと嫌って 尽

これから音頭 – 大泉逸郎

すぎて来たあと ふり向くよりもいまを楽しく 生きようよながい人生 落ちこぼれずによくぞここまで 来れたものまだまだ じんせい これからだこれから音頭で 健やかに

金婚祝い唄 – 大泉逸郎

言うのはたやすい 五十年金婚迎えた うれしさよめでたさ寿(ことほ)ぐ 高砂の爺(じ)と婆(ば)の掛け軸 床の間に一族そろって 祝う酒こころに染みるな 婆さんや足

爺の海 – 大泉逸郎

あれを見ろよと 指さす先はかすむ海原(うなばら) 請戸(うけど)の港朝靄(あさもや)つんざき 目指すは漁場タバコ燻(くゆ)らせ 顎鬚(あごひげ)なでりゃ今日も大

母親ごころ – 大泉逸郎

一つ咲かせた 手もとの花の可愛むすめを 嫁がせる母親(おや)のこころを 思っただけでじんと来ました わたしのほうがすまぬ気持ちに 熨斗(のし)そえてきっとこの娘

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