大沢日出子

港の居酒屋 – 大沢日出子

カモメ泣くときゃよ 大漁船が
波止場に着船(つく)とき あんたが帰る
小さな居酒屋(みせ)を 持ちました
暖簾(のれん)に あんたの名前を入れて 待ってます
久しぶりに 熱かんつけましょうか
今夜は 十八番(オハコ)が 聞きたいね
わたしゃ 港(はま)の 居酒屋 女将(おかみ)

港(はま)の酒場でよ 赤提灯に
明日は船出か 未練はないか
沖ゆく船を 見つめてた
カモメ泣くたび 心がさける思いです
無事を祈って 見送る夕日
今夜は あんたを 思い出し
一人 呑んでる 居酒屋 女将(おかみ)

沖じゃヤン衆のよ 漁場(りょうば)も荒く
白い潮波(なみ)打つ カモメが騒ぐ
網を引く手に かじかむ心
波止場じゃ帰えりを 待っている
早く一緒に 朝まで呑み明かそう
今夜も 一人 手酌酒
わたしゃ 港(はま)の 居酒屋 女将(おかみ)

人気の新着歌詞

雨の街路樹 – 大沢日出子

降りしきる雨の午後 帰えらぬあなたを待っている傘もささず 濡れながら 一人たたずむ交叉点ヘッドライトの灯りむなしく 濡れた心を照らしてる逢いたい 逢いたい もう

Back to top button