大橋ちっぽけ

  • ソリスト – 大橋ちっぽけ

    破れかぶれの感情受け入れがたい事実ばっか僕たちはマイクロスコープで覗き込んでしまうんだ 過ぎ去った分の代償ピュアな目で見つめ合うことを難しくさす アイツらの価値観のほうが どうかしてるよ飽和してるよ どうして皆 同じように笑い泣くことを求められるんだろう 実際 何て言われたところで 心情は揺るがないこのまま 一生涯をこの場で過ごすわけにはいかんから一回だって心を放せば そんなんもう 僕じゃない誰か…

  • ダーリン – 大橋ちっぽけ

    救いたいって差し出したはずの僕の右の手はいつからか背負った重みに力んじゃってむしろ君の手に爪痕を残した 報いなんていらないんだ 君が生きてくれればいいそのワンフレーズを歌う勇気が出なかった 情けないけど僕は君のそばにいるときしてあげられることよりもしてあげられないことばかり考えてしまうんだ ほんと不器用だ 君の愛をこんなに確かに 感じているのにさ ダーリン! 君にだけ わかってほしい 笑ってほしい…

  • ペトリコール – 大橋ちっぽけ

    僕の夢 浅ましいどうせ終わる おはなし人波の まにまに微かに君を感じた 東京の夜は冷たいね色のない傘を差して嫌でも独りになってしまうから目を閉じたんだ 好きだったよ ずうっと 君の涙の味さえもゆるやかに過ぎた梅雨の日々もそのすべてに愛を感じたこと僕はまだ忘れられないまま 可憐に咲いた紫陽花もその葉に微量の毒を持つと話した君が泣いていたのも何故かまだ忘れられないまま生きている 高尚なものではなくって…

  • 嫌でもね – 大橋ちっぽけ

    あ 今ふれた指先絡まったり 繋がったりしないのがふたりの現在地 表してるみたいで泣けた 然るべき声を待たずに漕ぎ出した あどけない恋謎も伏線も残したまんま 色のないラストシーンだ もういいよ 話そう 枯らそうすべて知って 震え切って 散りたいの だのに あんたは何も言わんねうちらの恋はどこ行くんけって想像もつかんでしょうね現に一人で泣いてるわ バイバイ 宙を舞って歯切れ悪くて仕方ないねこんなんで終…

  • Hard to Tell – 大橋ちっぽけ

    染みついてるRoutine大人びた普段着重ねた歳のぶん分相応になる暮らし 時たま来る不安に子供みたくCrying自らを律し 必死に生きるなんて虫のいい話 ダメな日もあります 面目ないあなたにもあるよね きっと 最低だったって It’s gonna be alrightもう大体でいいぜ 割とやれてるしでも「大切なんだ」って あなたへの愛はいつもHard to tellうまく言えないままだ…

  • 沈黙の少年 – 大橋ちっぽけ

    なにも考えていないふりしたりなにか考えているふりしたり本当の僕のことだれも知らないのは僕のせいだよな 塗りつぶされた塗り絵眺めて笑う少年だった僕は今も同じようにただ席に座っている 許されることもなく許すこともない人生がきっと僕らしさなんだってよくわかっている 繰り返す何度も終わるまで何度も なにも考えていないふりしたりなにか考えているふりしたり本当の僕のことだれも知らないのは僕のせいだよな 想いを…

  • だれも知らない – 大橋ちっぽけ

    この痛みは父さんも母さんも弟もいとこもばあちゃんもじいちゃんも知らないひとりで戦わなくちゃいけない夜を もう何度超えてきたのでしょう あぁ 今日が終われば 全部うそになればよかったのにどうしようもないみたいだ この痛みは政治家もお医者も社長も学校の先生も だれも知らないひとりで戦わなくちゃいけないことに もう疑問すら抱けなくなってる あぁ 夜が白めば また向き合わなくちゃ僕ひとりを置いて楽しそうな…

  • 23 – 大橋ちっぽけ

    季節の終わりの匂いはいつも寂しさに色を与えてだんだん現実味を帯びていく暮らしに時たまクラっときたりしていた 俺らどうなる?俺はどうなる?君とふたり話した壊れそうな夜にずっと夢を見ていた でもね 絶対まだやれるよ俺らは23けだしもう希望だけの将来ただ枯れぬよう 咲き続けようその日まで 初めて理不尽に出会ったときすごく悲しくなったことを覚えているああ もう楽しいことなんてないと一度は蓋をした感情 俺ら…

  • 常緑 – 大橋ちっぽけ

    どうして君のことを想うと唇から歌が溢れるんだろう?今日まで生まれてきたラブソングすべて君のためにあるかのよう Always 色褪せない恋を夢見ていたんだねぇ 端的に言うとね、君の全部が愛おしい離れないでよ 逸らさないでよ君のためだけの僕がいるんだ アイラブの先に ただ君だけいてほしいこの世界で もうこれ以上のない幸せに身を焦がしているんだ 灰になるまでキスをしていよう君と常緑を 今夜は少し飲みすぎ…

  • By Your Side – 大橋ちっぽけ

    日々の憂いは 忙しさに溶けて なんとなく流れていくいつしか皆 同じ色のフィルム越しに世界を見ている 全てがわかりやすく作られていく時代に 愛は置き去りだ どうして僕たちは 思い通りに 想いを口にできないんだろう?もっとシンプルに あなたの温度にふれていたい ただそれだけなのに あと少し手を伸ばして 知らないほうがいいことなんて 本当はどこにもないだろうに届かないって悲しむ前に 自分を守ってまた逃げ…

Back to top button