大塚まさじ

エピソード – 大塚まさじ

彼は頑固だったが真面目だった
だけど真面目が嫌いだったんだ
こんなエピソードが彼にはある
何度もぐれてはみたがやくざにもなれず
今じゃ胸のナイフだけが彼の証なんだって

彼は笑ってたがデリケートだった
だけど笑うのが嫌いだったんだ
こんなエピソードが彼にはある
毎日のように鏡に向き合っては
笑わない稽古をしていたんだって

彼は自分のことを嫌いだと言っていた
だけど本当は大好きだったんだ
こんなエピソードが彼にはある
夜更けの酒場で飲めない酒に酔って
俺には俺しかいないってくだまいていたって

彼は女なんて大嫌いだと言っていた
だけどいつも一人じゃいられなかったんだ
こんなエピソードが彼にはある
ある日一人の女に初めて恋をした
それから彼は強がりを言わなくなったんだって

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海は足元から 広がってる空は頭の上から 広がってる俺は一人砂浜にいるとてもなつかしい思いだ俺は何にも属さない海にでも空にでもなれる月は二つの目に輝いてる闇は俺の

夜には街も酔っぱらい – 大塚まさじ

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君は僕のもの – 大塚まさじ

君は大声では しゃべらなかったけど僕には充分聞こえたんだ君は多くの闇をさまよっていたけど君のつかんだものは 僕の腕だったんだ安心しなよ かわいい娘 君は僕のもの

彼女に初めて会った日 – 大塚まさじ

彼女に初めて会った日俺は台風に追われてた北の街に うたいに行く時この街までは どうにか来たが目的地行きの汽車は走らない旅行客は足を もぎとられダルマみたいに転が

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いつも – 大塚まさじ

いつも 北国に居たみたいだけどそこは大阪だったんだいつも 旅をしてたみたいだけど同じことばかり考えてたんだいつも 女といたみたいだけど一人でいるのが恐かっただけ

君に友達は – 大塚まさじ

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Morning Lullaby – 大塚まさじ

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HAPPY SWINGING BLUES – 大塚まさじ

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淋しがりや – 大塚まさじ

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風が吹いていた – 大塚まさじ

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宝物 – 大塚まさじ

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アフリカの月 – 大塚まさじ

古い港町流れる 夕暮の口笛海のにおいに恋したあれは遠い日の少年酒場じゃ海で片足失くしたおいぼれ安酒に酔って唄う遠い思い出俺が旅した若い頃はよく聞け若いの酒と女と

一輪の花 – 大塚まさじ

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男らしいってわかるかい – 大塚まさじ

変わっていくなんてきっとないよ君の世界なんてほど遠いでも俺をこんなに変えてくれた昔の友がいるんだ朝日はもうのぼるよすこしずつだけどねその時その日こそ自由になるん

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月は満ちて昇り星は輝き出す人は集いながら優しく生きる優しく生きる長い時を抜けて会えるその日が来た人も森も海も微笑み合って微笑み合って喜びの夜月の祭り昔インディア

一人旅 – 大塚まさじ

雨上がりの彼方に浮かぶ虹の橋子供の頃に夢見た遠い国の話月の砂漠を歩くラクダに乗って目指す宝島へと冒険に出かける長い旅の始まりさえずる鳥の唄果てしない地平線浮かぶ

街暮し – 大塚まさじ

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