大原櫻子

  • ふわふわ – 大原櫻子

    ふわふわふわっと雲のような幸せをパクッとゴクゴクとそれは子供の時のグレープ味とはちょっと違くて苦くて苦い、大人味 「まずは生」子供の時は知らなかった合言葉 今日も自分にお疲れ様いつもの私を褒めましょう顔が熱ってるの赤い提灯のせい?今だけ酔ってもいいんでねぇの? フワフワフワっと雲のような幸せは目前クンクンとそれは子供の時のワクワク感とはちょっと違くてじゅわじゅわジューシー、赤身肉 「まずはタン」子…

  • 寂しいの色 – 大原櫻子

    子供の頃 欲しがったものより ずっとわがままに君を求めてるな ずっと足りないんだ「寂しい」の色が私と同じ君という糸 手繰った 短くなる切り花のように 少しでも鮮やかに 咲いていてね 会いたいから寝ないよ 心眠れないよ聴き慣れたあの歌も 切ないよフレーズ来るはずない未来が 顔を覗かせる夜も今はなくせない光 夜風の音が遠くで聴こえる思い出だけを 今も数えて「寂しい」って言って俯いた表情(かお)が この…

  • 星の日 – 大原櫻子

    いつの間にか 微睡んでた夜風と揺れるタクシーただきみがいた あの頃のばかな季節夢に見ていた 全ての煌めきが永遠だと思ってた朝までふざけながら語り明かした いつしか時計の針に運ばれて流れる夜景をひとり眺めてるそれさえ愛おしく思えるから生きてゆくことはとても不思議ね孤独と歩いてゆくことに慣れた今に少しだけ寂しくなるけどきっとそう 同じ夜のどこかまるで星座のように きみもいるのでしょう まだ眠らない 都…

  • 寄り道 – 大原櫻子

    ドアの前の足音ため息まじりの匂いがしたからそっとキミの足元体を寄せて顔見上げたら あたたかい雫がボクの鼻に 落ちてきてさ何があったの ? 聞かせて 淡い雲ゆく 畦道キミを連れ出してみせるよ ちょっと強くてもしっぽが導く 寄り道知らない景色 見つかるかもネ キミの手のぬくもりやボクの名前を呼ぶ声が好きだよずっと変わらないよねボクのお腹に顔埋めるクセ 落ち込んでるんでしょ?気がすむまで そうしてて何が…

  • Fanfare – 大原櫻子

    まっすぐ歩きたいのに “前”がわからなくなる夜この街に咲く 星のような灯(ひ) 違う夢を見ながらわたしたちは同じ明日(あす)を分けあえるからさあ 共にゆこう 響け 君へ ファンファーレ 新しい朝陽の方へ胸の旗を掲げて 向かい風にさえ逆らってねえ 一歩 揃えたら世界とさえも 踊れるはず そっと繋がる 未来 どれだけ話しあえば 分かりあえたと言えるんだろう空が流した 優しい涙 痛みは足跡だよ心を開いて…

  • bitter sweet cinema – 大原櫻子

    あまいあまいあまいあまいあまいあまいあまいあまい夢見た叶わない未来はない 君がいない 明日なんていらない花は舞い 夏に歌い 秋急ぎ 長い冬巡って二人どうして 離れたの?10年後 20年後 あの約束も叶わないまま…まだ夢のまま… 懐かしいメロディー聞こえた気がして不意に立ち寄った店あの頃の二人探した 週末はいつも 待ち合わせたよねあの駅ビルも 街も カフェも人混みに 流される私も変わったの… まるで…

  • Hello My Fave – 大原櫻子

    イヤフォンから身体中痺れてくような Feelingどんな日常もシネマに変えていく Melody 君をイメージしてデザインしてもらったネイル髪も染めて聴き込んで来た New songs 遠く感じてただ指折り数えた息を飲む暗転するスタジアムもう待ち切れない Hello, my fave! 会いたい想いが駆け巡る私の心熱くなる鼓動生きてるって感じ照らし続けるライムライトは私の瞳眩しく君を輝かせるThis…

  • JUMP – 大原櫻子

    気がつけば時は流れずいぶん遠くまできてた走り続けた夢の途中今も恋してる ああ、冷たい風に うずくまる日もあったけどそう、いつでもあなたは照らしてくれた その笑顔好きさ! きらめいて1,2,3で踊ろうせーのでジャンプ、ジャンプ、ジャンプ 高く時には cry、cry、暗い夜も 一緒なら怖くない つまずいてわんわん泣いたっていいありのまま好きでいよう夜明けだ さあ顔を上げ 胸を張るのさ smile 気が…

  • どうして – 大原櫻子

    歩幅合わせてる 君の横顔近くて遠くて 胸がぎゅっとなるつい口走ってしまいそうな想いごまかすことばかり上手くなっていくのかな もう少しだけ あと少しだけこのままでいたいけど 飲み込む言葉 どうして こんなにもどうして 切ないの?月明かりに騙されてよ 今だけは「大好き」言えなくて「じゃあね」と手を振る期待なんてしたくなかった 止まない雨のような愛しさの粒俯いた足元を染めて 深く息をした ただ目の前に …

  • 初恋 – 大原櫻子

    3つ目のバス停から君は今日も「おはよう」って端っこの席で 本を読んでる 少女漫画じゃないんだし恋なんて面倒だしオフィスまで35分のドライブってだけだよね なのにチクチクとこの胸はうずくのです抑えて抑えても溢れる思いが止まらない 初恋みたいに君が消えなくて嘘でしょ信じない すぐ蓋をしたねえ 友達のままがいいよね昨日も今日も明日も 曇り空 コーヒーは苦手だけど君となら飲めてしまう誰にでも優しくするのは…

Back to top button