夕月彩

女のふるさと ~ついてゆきたい~ – 夕月彩

風が窓辺に 揺れるのは
わたしの心が ふるえるようです
強がりだけで 生きてゆくのは ダメですね
冷たくされても いいのです
あなたの胸が ふるさとだから
忘れない、離れない、ついてゆきたい

鳥のさえずり 聞きながら
わたしはときどき 散歩に行きます
話して欲しい も一度出直ししたいのよ
わがままばかりを 言うけれど
あなたの胸が ふるさとだから
思い出に ほほそめて 夢に酔いたい

強がりだけで 生きてゆくのは ダメですね
冷たくされても いいのです
あなたの胸が ふるさとだから
忘れない、離れない、ついてゆきたい

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岬廻(まわ)って 最終便の淡い灯りが 着く波止場心奪(うば)って 消えたきりそうよあれから 三月(みつき)なのねんねんねんころ 眠れないお酒は女の子守歌 ねんこ

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