夏川あざみ

港・ナイトストーリー – 夏川あざみ

赤い夕日沈む 港の酒場
路地でいつもあいつ わたし誘うの
誘惑のジャズ喫茶 甘いバーボン
ショットグラス透かし 腰をくねらせ
赤い夕日沈む 恋の夜よ

霧にかすむ街の なじみのお店
なぜかわたし今夜 胸がときめく
さしむかい口説くのは 赤いワインで
恋の魔法かけて そっと唱える
霧にかすむ街の 夜は長い

誘惑のジャズ喫茶 甘いバーボン
ショットグラス透かし 腰をくねらせ
赤い夕日沈む 恋の夜よ

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えにし酒 – 夏川あざみ

酒は飲むもの飲ますもの酔って酔わせて 思惑賭けておちょこで双六 出たとこ勝負女手踊り 男はふて寝縁にもいろいろありまして男と女の えにし酒夢は見るもの 描くもの

たそがれ波止場 – 夏川あざみ

夕暮れ間近の 日生(ひなせ)の浜でゆれるちょうちん いつものお店帰るあてない あの人が酔えばお猪口に 浮かびます風にふりむく たそがれ波止場甘藻(あまも)の小さ

東京発釧路便 – 夏川あざみ

降る雨は 女の涙重いコート脱ぎ棄てに 北へと向かいますあなたと重ねた 愛の日々を忘れるために ここへ来たのよ東京発釧路便丹頂舞い飛ぶ 鶴居村(つるのさと)空と大

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