増位山太志郎

赤提灯の女 – 増位山太志郎

袖のボタンがとれてるなんて
そっと肩よせ 針さすおまえ
胸のすきまにこぼれてしみる
冬の日だまり 女の笑顔
旅の途中の 縄のれん

あてがないなら二階の部屋に
泊めてあげると 背中でつげる
うすいしあわせ 女の過去が
匂うみたいな うなじの細さ
能登の港は にわか雨

泣いてきたのか男のうそに
眠るおまえのめじりに涙
おれの旅路の終着駅か
そんな気がしてねがえりうてば
闇に夜汽車の汽笛(ふえ)がなる

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とにかく、あした – 増位山太志郎

キャバレーのネオン 花咲く裏道をあてなくさまよう 恋やつれのひとえりあしほつれて たよりないうなじがいたずらな風に 寒そうにみえるやさしい言葉さえ かけられない

新宿慕情 – 増位山太志郎

あなたの哀しいその目にひかれ私の全てを許してしまったの赤いグラスで飲む酒は 別れ涙を忘れさす東京 新宿 歌舞伎町 恋に女は負けたのよ今夜は一緒に過ごそうなんてあ

けい子 – 増位山太志郎

汚れているから 駄目よと言うがこんなにも おまえは綺麗じゃないかけい子 けい子 俺の目をけい子 けい子 見つめてごらん抱きしめたいお前が 好きなのさ男も女も こ

くちなしの花 – 増位山太志郎

いまでは指輪も まわるほどやせてやつれた おまえのうわさくちなしの花の 花のかおりが旅路のはてまで ついてくるくちなしの 白い花おまえのような 花だったわがまま

男の舞台 – 増位山太志郎

本所両国 隅田の川の土手の川風 身にしみる男意気地を 土俵の砂に賭けたあの日を 思い出す泣いた涙で 流した恋も一つ二つは あっていい若さ一代 人生一度賭けてひと

夢の花 咲かそう – 増位山太志郎

まわり道がすきだね遠まわりがすきだね人はみな思いのままに 生きてゆけなくて心が折れそうで 涙がでるけどいつか君の時代が きっとやって来るホラ、夢の花を 咲かそう

想い出さがし – 増位山太志郎

淋(さび)しい女に したのは誰と風に聞いてる 港町幸せかしら あの人は船の汽笛が 酔わせた恋よひとり今夜は 想い出さがし優しさくれたわ 悲しい傷に同じ痛みと お

女のきもち – 増位山太志郎

お料理つくって あなたのお帰りを待っているのが すきなのよ古い女と いわれてもバカな女と いわれても― それは、私の勝手でしょうしあわせいろいろ あなたの女です

夕子のお店 – 増位山太志郎

拝啓一筆 夕子は門前仲町(もんなか)にこの度小さな お店を出しました別れてずいぶん たつけれど偶然うわさを 聞いたのわたしあなたが元気で 暮らしていることを…ダ

昔の名前で出ています – 増位山太志郎

京都にいるときゃ 忍(しのぶ)と呼ばれたの神戸じゃ渚(なぎさ)と 名乗ったの横浜(はま)の酒場に 戻ったその日からあなたがさがして くれるの待つわ昔の名前で出て

みちのくひとり旅 – 増位山太志郎

ここでいっしょに 死ねたらいいとすがる涙の いじらしさその場しのぎの なぐさめ云ってみちのく ひとり旅うしろ髪ひく かなしい声を背(せな)でたちきる 道しるべ生

倖せさがして – 増位山太志郎

あなたのために 生まれてきたのとおまえははじらい 小指をからませる探していたんだよ 小さな倖せを俺のこころを ささえてくれるやさしいひとを 探していたんだよから

夜の銀狐 – 増位山太志郎

淋しくないかい うわべの恋はこころをかくして 踊っていてもソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ信じておくれよソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ愛しているのさほしくはな

ブランデーグラス – 増位山太志郎

これでおよしよそんなに強くないのに酔えば酔うほど 淋しくなってしまう涙ぐんで そっと時計をかくした女ごころ 痛いほどわかる指で包んだ まるいグラスの底にも残り少

粋な別れ – 増位山太志郎

生命(いのち)に終わりがある恋にも終わりがくる秋には枯葉が小枝と別れ夕べには太陽が空と別れる誰も涙なんか流しはしない泣かないで 泣かないで粋な別れをしようぜ生命

二人の世界 – 増位山太志郎

君の横顔 素敵だぜすねたその瞳が 好きなのさもっとお寄りよ 離れずに踊ろうよ小さなフロアの ナイト クラブ夢の世界さ僕の今夜の ネクタイを嫉妬いているのは おか

まわり道 – 増位山太志郎

桜の花のような小雪がふりかかるお前のおくれ髪(げ)をこの手で なでつけるまわり道を したけれどめぐり逢えたら いいさ いいさ遅れてやって来た二人の春に 乾杯を 

この指と~まれ! – 増位山太志郎

暗い過去を 置き去って寒い故郷(ふるさと) 捨てましたバスと鉄道 乗り継いで都会へ逃げて 三年過ぎて馴染めぬ街は 今でもひとり寂しい人は いませんかいたならこの

冬子のブルース – 増位山太志郎

酔えばはしゃいで たおれこみ俺のこの手で 寝るやつだった冬子 冬子 冬子…おまえと暮らした 町に来て吹雪あいての 酒をのむ霧笛が泣かせる 冬子のブルースホテルみ

おもいで話し – 増位山太志郎

暗さを背負った お前には更紗(さらさ)の着物が よくにあう久しぶりだね 逢うなんてお茶でもいかがと 出す指に今でも指輪を はなさない…おもいで話し団扇(うちわ)

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