堀江里沙

弱者と敗者 – 堀江里沙

僕の見える視線の先には
僕が追う僕の後ろ姿さ
それなのにいつまでたっても追いつけない
時に歯車が狂ったりもするけど
僕は何も見捨てたりはしない
それだけにこの体は重たくなる

僕は弱者なのだろうか
この世は競うものなのか
何を生き急いでいるんだろう
僕の呼吸(イキ)が荒くなる前に
何かが絶対足りなくて
だけどそれが何か分からなくて
昨日よりずっと今日の僕が
素敵だなんて思えない

この現実を直視できぬ僕を
人はただ腰抜けと呼ぶのだろう
どの言葉もここではただの言い訳になる
もう少しだけ泳いでみようか
自分の価値がもしもここにあるのなら
僕の欲しい宝島にたどり着くかな

僕は敗者なのだろうか
この世は造り物なのか
何を信じて行けばいいんだろう
僕の呼吸(イキ)がなくなる前に
何かを絶対変えなくちゃ
でなきゃ何も芽生えてこなさそうで
鍵の掛かったこの部屋から
逃げ出す勇気もないくせに

だんだん見えなくなってくる
前が前が 暗闇に変わって行く
怖くて明日さえ信じられなくなるくらいなら
僕は今すぐ消えてしまいたい
どこかに消えてしまいたい

僕は弱者なのだろうか
このまま敗者になるのか
何を疑っているんだろう
本当の僕を信じること
100を手に入れることよりも
0に戻ればいいだけさ
昨日よりずっと
今日の僕を素敵だと思う為に

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