主役の居ないテーブルで – 国分友里恵

乾いた風に頬を寄せて　涙拭うの窓を開けた部屋に　光が優しいあの日ふたりで約束した　秋は私を置いて行くのそっと　枯葉落として十月の晴れた空に　呟く想い雲のベールに

いつもはひとりで出かける場所にも誰かを誘いたくなる　昨日とは違う何故だかわからない　揺れている心の奥自分でも知らない間にすれちがう瞬間　瞳に触れてからあなたのこ

心の真ん中で光が点滅する名前を呟くたび今にもそうよ　爪先が軽やかになるついつい口ずさむ聴き慣れたメロディーにまただわなんて笑ってるあなたの好きな　流行りのあの曲

海岸線歩いてきたよあの日君と別れた場所へもう一度どうしても確かめたくて僕の心の中を引き戻されてる木陰のテラスは午後の陽射し今日も散りばめ今なら全てを取り戻せるよ

昼下がり冬の公園で　ひだまりを求めて歩いてく楽しげな恋人たちを　ベンチに座って眺めてる去年のふたりとおんなじだねふと甦るの　あの風景確かに私愛されていたのに　壊

夢見ることが好きだった　素直な気持　自由な毎日なのにいつしかひび割れた　心の傷が痛み始めていたのあなたと会うたびに　何だかよく解からない楽しいはずなのに　孤独に

ただひとつだけ願いが叶うならあなたに愛を伝えたい遙か遠く離れていてもまた白い雲青空(そら)を埋める時はあなたと共に居たいから愛の虹を架けよう陽光(ひざ)し往く天

陽気な声たち　賑わう店先見慣れた景色に　目を奪われて立ち止まるふと寂しさが　打ち寄せるけど萌える木々の緑のせいでしょ何時でもあなたと　流れていたい時の中で静かに

心が弱いせいじゃないきっと誰にでもあること溜息が重く感じて　むやみに辛い優しさってどんなふうに　包み込んでくれたっけそんな記憶　遠いけれど確かに甦る愛せない　愛

電車を降りるまで手をつないでいて小さな温もりのかけらが欲しいから駅に着いたら私だけ改札を抜けてここで最後のさよならね雨が降ればいいのに　涙を隠せるから瞬きをする

青いサングラス　そっとはずしてお願い心視えなくて　背中合わせじゃ淋しいあなたと私のFull Moonいつかは欠けると知っても憂いのベール脱いだ瞬間　変わる世界E

こぼれる落葉が大地を包んで行く木々はやがて来る緑を讃えて眠る明日を疑って戸惑う夜には瞳を閉じてあなたを想う遠く離れていても君だけだよって言って　愛してるってあな

あなたの温もりが掌から滑り落ちる出会いは気まぐれな運命のたくらみなの何故　心は寄り添うことが出来ない愛を愛を　愛を胸に　強く深く抱き締めてる忘れないわ　忘れない

冬枯れさえ芽吹く時を待って白い姿晒している木立靴音さえ凍り付くような街温もりが欲しい夢にくじけた孤独な街 醒めた心抱きながら再び誰を愛して行く そして傷付いて行

Your talking to meYour eyes sticking on meI get defenseless when you call my nam

氷の上で　陽射し浴びるのはひとりあなたの　ものではなくて今日(このひ)に生まれた　命のためであなたの母が　託してくれた命の糸を　織り上げてみれば未来という刻(と

Only in my dreams, had I known the placeOnly in my wishes, had I seen your faceS

風よ風よ　広い心わたしにも教えてね　運んできて…ふるえるほど嬉しい朝涙が光って　ほほえんでいるるみたい無口な瞳に無邪気な夢を吹き込む風になりたいと思う愛と希望を