四代目 桂春團治

  • 人生泣き笑い – 四代目 桂春團治

    嘆(なげ)きや愚痴(ぐち)まで 粉に混(ま)ぜ笑顔振りかけ 客に出すめおと暖簾(のれん)の お好(この)み焼きはしあわせ弾(はじ)ける 音がするこれだよここにも ねたがある人情噺(ばなし)の 泣き笑い「のれん一枚 内(なか)と外では天地の違いや ナーそうは思わへんか気の合うた者(もん)どうしで美味(うま)いもん食うて好きなもん飲んでこれがわしら庶民のほんまの幸せやと思うで見てみい みんなの笑顔が生…

  • 大阪人情しぐれ – 四代目 桂春團治

    好きで呑んでる 酒ではないで酔って口説(くど)くも 芸のため口が千両 銭(ぜに)の箱財布空(から)でも 心意気女ひでりの 女ひでりの 夜はない 「酒は底無し女は限(きり)無しやで ほんまに豪傑揃(ごうけつぞろ)いやそんな先代たちの請売(うけう)りやないけどナ男っちゅうもんは女に惚れられて一人前やのぼせて通(かよ)とるうちはまだまだ青いでそういうわいもこれからや 死ぬまで芸に磨(みが)きをかけなあか…

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