君夕子

泣いたカラス – 君夕子

さかずきじゃ 小さいと
ぐい呑みを ひき寄せる
燗が熱いの ぬるいのと
文句ばかりを 並べて

泣いたカラスが もう笑う
泣いたカラスが もう笑う
笑うあとから 沈み込む

おもいでは つら過ぎる
いい夢は なおのこと
いっそ憎んで いられたら
酒で乱れる こともない

泣いたカラスが もう笑う
泣いたカラスが もう笑う
笑うあとから 沈み込む

頬づえを つきながら
ポロポロと 泣いたあと
歌う相手が 欲しいとか
しゃれた灯りで 照らせとか

泣いたカラスが もう笑う
泣いたカラスが もう笑う
笑うあとから 沈み込む

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昭和任侠伝 – 君夕子

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連絡船の唄 – 君夕子

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御身 – 君夕子

邪魔と思えば そう云って助けがいるなら 声かけてだけど 私の夢だけはこわさないよと誓ってねあなたにとって 何であろうとあなたにとって 何であろうと御身たいせつに

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悲願花 – 君夕子

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夢ワルツ – 君夕子

世間を敵に 廻してもやりたいことを やらせてあげる私も女房と 名乗ったからにゃ一連托生 重ね餅あなたに賭けます この命愛してワルツ 恋ワルツふたりでワルツ 夢ワ

夜明けの連絡船 – 君夕子

忘れものなら 取りにも行ける未練ばかりは 行っても無駄になる海のあらしは 北々西で涙ちぎって くれるでしょう桟橋に人も無く見送りは鴎だけ汽笛一つがにぎわいの朝に

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