吉田香央里
チャグチャグ馬コ – 吉田香央里
馬コ嬉しか 岩手山(おやま)へ詣ろ
金の轡(くつわ)に 染手綱
「チャグチャグ馬コが 物言うた
母様(じゃじゃ)も居(い)ねから お入(へ)れんせ」
去年祭で 見染めて染めて
今年ゃ背中の 子と踊る
俺(おら)が馬コも 三国一よ
嫁コしゃんと曳(ひけ)け 人(ひと)が見(み)る
皐月柳(さつきやなぎ)の 北上川へ
鈴コチャグチャグ 音(ね)が響く
馬コ嬉しか 岩手山(おやま)へ詣ろ
金の轡(くつわ)に 染手綱
「チャグチャグ馬コが 物言うた
母様(じゃじゃ)も居(い)ねから お入(へ)れんせ」
去年祭で 見染めて染めて
今年ゃ背中の 子と踊る
俺(おら)が馬コも 三国一よ
嫁コしゃんと曳(ひけ)け 人(ひと)が見(み)る
皐月柳(さつきやなぎ)の 北上川へ
鈴コチャグチャグ 音(ね)が響く
ここの山の 刈干しゃ すんだヨ明日は田んぼで 稲刈ろかヨもはや 日暮れじゃ 迫々かげるヨ駒よ いぬるぞ 馬草負えヨ屋根は茅ぶき 茅壁なれどヨ昔ながらの 千木を置
(キターサーキターサ)ハァー 本荘(キターサ) ハァー 名物(ハイハイ)ハァー 焼山の(ハイハイ) ハァー わらびヨ(キターサーキターサ)焼けば焼くほど(ハイハ
「春風吹こうが 秋風吹こうが おわらの恋風 身についてならない」(ウタワレヨ ワシャハヤス)ゆらぐつり橋 手に手をとりて(キタサノサ ドッコイサノサ)わたる井田