吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

旅の宿 – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

浴衣(ゆかた)のきみは尾花(すすき)の簪(かんざし)
熱燗徳利(あつかんとっくり)の首つまんで
もういっぱいいかがなんて
みょうに色っぽいね

ぼくはぼくで趺坐(あぐら)をかいて
きみの頬(ほほ)と耳はまっかっか
あゝ風流だなんて
ひとつ俳句でもひねって

部屋の灯をすっかり消して
風呂あがりの髪 いい香り
上弦の月だったっけ
ひさしぶりだね月見るなんて

ぼくはすっかり酔っちまって
きみの膝枕にうっとり
もう飲みすぎちまって
きみを抱く気にもなれないみたい

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野の仏 – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

この頃さっぱり釣りはだめですと高節くんが言う昔はこんな大物をと 両手をひろげて野の仏 笑ったような 笑わぬようなここにはいっぱい野鳥かいますねと高節くんが言うそ

人生を語らず – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

朝日が 昇るから起きるんじゃなくて目覚める時だから 旅をする教えられるものに 別れを告げて届かないものを 身近に感じて越えて行け そこを越えて行け それを今はま

たどり着いたらいつも雨降り – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

疲れ果てている事は誰にも隠せはしないだろうところが俺らは何の為にこんなに疲れてしまったのか今日という日がそんなにも大きな一日とは思わないがそれでもやっぱり考えて

どうしてこんなに悲しいんだろう – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

悲しいだろう みんな同じさ同じ夜をむかえてる風の中を一人歩けば枯葉が肩でささやくヨどうしてだろう このむなしさは誰かに逢えばしずまるかいこうして空を見あげている

マークII – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

さよならが 言えないでどこまでも 歩いたね街あかりさえ消えて足音がさみしいよわかってくれる ただ一人の君をはなしたくないのに 冷たいこの世界みつめたら 泣いてい

夏休み – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

麦わら帽子は もうきえたたんぼの蛙は もうきえたそれでも待ってる 夏休み姉さん先生 もういないきれいな先生 もういないそれでも待ってる 夏休み絵日記つけてた 夏

せんこう花火 – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

せんこう花火がほしいんです海へ行こうと思います誰かせんこう花火をくださいひとりぼっちの私に風が吹いていましたひとりで歩いていました死に忘れたトンボが一匹石ころに

春だったね – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

僕を忘れた頃に君を忘れられないそんな僕の手紙がつくくもりガラスの窓をたたいて君の時計をとめてみたいあゝ僕の時計はあの時のまま風に吹きあげられたほこりの中二人の声

我が良き友よ – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

下駄をならして奴がくる 腰に手ぬぐいぶらさげて学生服にしみこんだ 男の臭いがやってくるアー夢よ よき友よ おまえ今頃どの空の下で俺とおんなじあの星みつめて何想う

ひらひら – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

喫茶店に行けば今日もまた見出し人間の群れが押し合いへし合いつつきあっているよ恋の都合がうまくいくのはお互いの話じゃなくて見知らぬ他人の噂話お笑い草だお笑い草だあ

こっちを向いてくれ – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

いっしょになれないからといって愛していなかったなんていうのはとてもこまるんだ、こっちを向いてくれぼくは君を愛しているにちがいないでも愛するってどういうことなんだ

結婚しようよ – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

僕の髪が肩までのびて君と同じになったら約束どおり町の教会で結婚しようよ whm…古いギターをボロンと鳴らそう白いチャペルが見えたら仲間を呼んで花をもらおう結婚し

伽草子 – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

雨もふりあきて 風もやんだようだねつい今しがたまで ドンチャン 騒いでた街がひっそりかんと ひざを正してさ静かだね 静かだね 夢でも食べながらもう少し 起きてよ

おきざりにした悲しみは – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

生きてゆくのは ああ みっともないさあいつが死んだ時もおいらは飲んだくれてたそうさ おいらも罪人のひとりさああ また あの悲しみをおきざりにしたまままつりごとな

ともだち – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

やるせない 思いを胸に友だちは 去りました今日という 日のくることはさけられぬ ことだったのでしょう友だちは 遥かな旅路に今いちど たたないかと手をとって ふる

全部だきしめて – 吉田拓郎とLOVE2ALLSTARS

きみのすべてをぼくの自由にしたくてずっと大切にしてたわけじゃないだからなにも信じられなくなってもぼくを試したりしなくていいんだよいいさ落ち込んでだれかを傷つたい

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