吉永しげる

すみだ川通り雨 – 吉永しげる

都しぐれがひき逢わす
霞(かす)む水面(みなも)の橋のうえ
涙まじりのこの頬に
傘をかざしてくれたひと
すみだ川通り雨
冷えた心に灯りがともり
ゆらり浮かんだ 恋は恋は恋はかりそめ

あなた鞄(かばん)は大きめで
きのう辰巳にいたという
笑顔やさしいその瞳
ふっと寂しさ見せたひと
吾妻(あずま)橋走り雨
どこか似たよな思いをかさね
あの日愛した 恋は恋は恋はうたかた

背中丸めて靴ひもを
かたく結んだ長いゆび
生きていたなら幸せが
きっと来るよと云ったひと
すみだ川通り雨
せめてもいちど逢いたいけれど
胸にしまった 恋は恋は恋はまぼろし

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