吉幾三

男の土俵 – 吉幾三

櫓(やぐら)太鼓が 隅田(すみだ)の川に
どんと響(ひび)けば 土俵の上で
男同士の 血潮(ちしお)はたぎる
負けてなるかと どんとぶつかれば
髷(まげ)もみだれる 髷(まげ)もみだれる大銀杏(おおいちょう)

今日はこの手か 明日(あす)またあの手
胸に思案の 土俵入り仕度(じたく)
しめた回(まわ)しを 両手でたたき
今日はやるぞと どんとしこふんで
笑い浮かべて 笑い浮かべて花道へ

無事にむかえる 千秋楽の
汗もにじんだ この十五日
今場所すんだが 来場所めざし
稽古(けいこ)かさねて どんとたいあたり
男勝負の 男勝負の道を行(ゆ)く

人気の新着歌詞

白神が故郷 – 吉幾三

朝日に目覚める鳥 故郷どこですか神々宿る里 そこは白神よ一滴の水が 人々を救い木漏れ日浴びながら 岩木川を下る水源の里 ここ 西目屋へおいでよ花々囲まれ空 白神

秋風 – 吉幾三

ただ傍に居るだけで 私はいいのただもう少しだけ 夢を見させて邪魔はしないから お傍に置いててひとりで居るのが 嫌…泣きたくなるから 嫌…秋風 ひとり寝 子守唄い

北・漁・港 – 吉幾三

冬がもうすぐ 来るのです貴方は 旅に出るのですシベリアおろしが 来るんです今日から 淋しくなるんです北漁港 釧路の街は何んにもいらない 女が居ますふたりでこの冬

旅の途中で… – 吉幾三

遠く昔 この手つないで歩き続けた 君と二人で思い出します 旅の途中風と…線路と…故郷(ふるさと)と逢いたいな…もう一度夢に見る…あの日帰りたい橋の上で 夕陽見つ

冬鴎 – 吉幾三

旅の寒さを 背中にしょって船の時刻を 聞く女潮風(かぜ)にさびれた 港の酒場線路のむこうは 冬の海想い出は 置いてゆけ流れ着く この先に旅を終らす 夢は無い窓が

男酔い – 吉幾三

男だ 女だ 言う気はないが女にゃわからぬ 酒がある哀しき父は 今はなくやさしき母も 今はない故郷(ふるさと)ぼんやり なつかしく見上げる三日月 盃にして星をサカ

みんなが居るから – 吉幾三

悲しいだろうが みんな居る淋しいだろうが 明日はやって来る前だけ見るんだよ後ろ振り返るな一人じゃないから みんなが居るからね泣きたくなったらさ 拳を振り上げろ!

上海恋夜曲 – 吉幾三

~イ尓怎公了?身体好口馬?~ (あなたどうしてますか?お元気ですか?)夕陽に染まる上海あなたどうしてますか?夢で毎晩泣いて恋をしたみたいです晩秋つつむ上海ひとり

春の奥津軽 – 吉幾三

雪に染まった 津軽の中を流れ顔出す 春の音春が来る来る 野にも里にも夢が溶けてく つららとともにあぁ 風に身をまかせあぁ 空を鳥が舞う春の 春の 春の奥津軽深い

ゆりかご – 吉幾三

スヤスヤと ゆりかごで お前は眠る何の夢見ているの 時々ニヤリこの世に生まれて ありがとう私があなたの 爺ちゃんだちっちゃなその手を 握りしめずっと見てる “音

夜の虫 – 吉幾三

私 身体に虫が居る それは夜の虫会社そろそろ終わる頃 その虫 動き出す私 身体に虫が居る それはコンパ虫仕事帰りの飲み屋街 その虫 足止める虫…虫…虫…あぁ夜の

妙乗寺 – 吉幾三

ハローワークに行く途中競艇新聞 買っちゃった…そのまま真っすぐ 平和島義理の兄貴と…アラッ!鉢合わせ目の前 女房に 電話され夕食 のど元 通りましぇん子供と犬に

津軽平野2011 – 吉幾三

津軽平野に 雪降る頃はヨ親父(おどう)一人で 出かせぎ支度春にゃかならず 親父(おどう)は帰るみやげいっぱい ぶらさげてヨ淋しくなるけど なれた親父(おどう)十

時代と世代 – 吉幾三

夕焼けよ おまえに会うたび浮かぶあの日離れた 故郷(ふるさと)の駅を夢であふれてた 若い頃の春を唇噛みしめ 生きていた時代を君達の世代で 思い出とは何か君達の世

Tokyo発…あなた行き – 吉幾三

あなたに会いたくて 列車に飛び乗った枯葉舞う 東京の 冬空を残して元気なあなたを そっと見れたらいいのさよならの 言葉さえ 言えずに別れたから未だ未練あるのでし

走り続けろよ – 吉幾三

走り続けろよ…行く先向かって走り続けろよ…何があろうとも走り続けろよ…夢が待ってるさ走り続けろよ…誰か待っている後ろ振り向くな 過去は捨てちまえ前にある物 つか

情炎 – 吉幾三

どうせあんたは 他者(よそ)のひと夜明け来る前 帰るひと窓をたたいて 風が言うそんな男(やつ)とは 「別れな」と涸れたはずでも 泪でて月日数えて 振り返る世間ど

男の船唄 – 吉幾三

なんで男は 男は海へ出るお前待つ町 帰るが故(ゆえ)に宗谷海峡 男の唄はヤーレン ソーラン 寒風(かぜ)の中揺れて揺られて 夜明けと共に届け… 男の海の船唄ヨた

さくら咲く頃に – 吉幾三

さくら咲く頃は 母の手に引かれ泣き泣き 学び舎(や)にさくら咲く頃に 友は皆離ればなれに また泣いて夢の数だけ 咲いててくれた空の彼方へ 飛んでてくれたさくら咲

漢江(ハンガン) – 吉幾三

あの人今度いつ頃 逢わせてくれる 漢江(ハンガン)知らんふりして流れる あの日歩いた 漢江(ハンガン)想い出 上って行けば本当は あなた 愛したい想い出 下って

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