吉井レイン

嵐 – 吉井レイン

夏の始まり サンダルを履いた少年たちが海へ向かう
氷の溶けたラテに太陽の光が波のように揺れる

ただ淡々と仕事をする 日めくりカレンダーみたいに
過ぎ去ったなら さっさと破かなきゃ

私の恋の嵐は あなたを巻き込めずに
誰も知らない 名もない海で ほどかれ溶かされてゆくの

レジを打ってるバイトの女の子 汚れのない白いシャツ

机には小さな水たまり 薬指でそっと拭った
頬の涙 まだ流れたまま

私の恋の嵐は 風もなく雨もなくて
微熱のような 高鳴りだけが 密かに続いている

真夏の少年たちもいつか 季節に追い抜かれる
悲しくはない 誰か教えてあげてよ

私の恋の嵐は あなたに巻き込めずに
誰も知らない 名もない海で ほどかれ溶かされ許されてゆくの

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Just One – 吉井レイン

遠くで夏の終わりを告げる雷鳴が聞こえるひとりなら泣いていたかもしれないいまボクの横 寝息を立てるキミ唯一大切うなことをちゃんと知っているいまボクの横 寝息を立て

LOGIC – 吉井レイン

Shut 生意気な青い鳥が啼いているMark 唇が乾きひび割れてくのをShut 痩せた木の枝から退屈そうにMark 私から明日を遠ざける不吉誰でもいいわけじゃな

Faded – 吉井レイン

私がほんの少し動いただけでもファインダー越しに怒る君の声本当は並んで映りたかったけど真剣なまなざしも幸せだったWithout you, in a faded p

アンモナイト – 吉井レイン

偶然を装ってる さりげなく振る舞ってるキミの視界の端々に 何度となく割り込むいつの間にか 記憶の中に 忍び込んでいれたらいいなそれは時間に風化しない 化石みたい

ピルケース – 吉井レイン

小さなピルケースのようなこのハートに詰めた切なさの欠片が溢れ出しそうそのままにしておけないから 一粒また一粒と飲み込んだらひとりの夜には苦くて泣けてくるよ一思い

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