幸せがお前をレディーに変えて
匂うようにきれいになったな
行きずりの酒場で肩をならべて
逃がした月日をぼんやりたどる
ブラディー・マリーはおやめなさいと
あの頃みたいにお前は言うけど
泣き顔ばかりさせてた男に
何ができよう酔いしれるほかに
うらんではいないは いい思い出と
遠い目をしてお前はつぶやく
屋根裏のあの部屋夢をたよりに
暮らした月日にまた戻れたら
ブラディー・マリーはおやめなさいと
サヨナラがわりにお前は笑って
背中でドアがやさしく閉まり
おれの手の中でグラスが砕けた
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