古謝美佐子

恋ぬ初み – 古謝美佐子

あぬ日あぬ時あぬ姿(しがた)
見(ん)ちゃるアヒ小(ぐわ)が忘(わし)ららん
肝(ちむ)やドンドン張いちまてぃ くりどぅ恋(くい)やらど
あきさみよー ちゃーすがや 恋(くい)ぬ初み

一夜二夜(ちゅゆるめゆる)と夢(いみ)しじく
毎(めー)が毎夜(めーゆる)現わりてぃ
ちゃーし暮らすが胴一人小(ちゅいぐわ) 行逢(いちゃい)ぶさアヒ小(ぐわ)
あきさみよー なー大事(でーじ) 恋(くい)ぬ初み

神ん仏(ふとき)ん んでぃ言ちょてぃ
朝夕願(に)げ事(ぐとう)我(わ)ね立ててぃ
行逢(いちゃ)て語らな あぬアフィ小(ぐわ) やしがままならん
あきさみよー ちゃーすがや 恋(くい)ぬ始み

他所(ゆす)の知らんさ くぬ想(うむ)い 恋(くい)ぬ始みんでいしや
誰(たー)ーにん言ららん肝(ちむ)ぬ内 夜半(やわ)ぬ恋心(くいぐくる)
あきさみよー なー大事(でーじ) 恋(くい)ぬ初み
あきさみよー ちゃーすがや 恋(くい)ぬ始み

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クガナーグヮー – 古謝美佐子

グガナーグヮーヨー クガナーグヮー西のお空に ユウバンマンジャー出たよアカナーグヮーも 帰ったよキジムナーが でるまえにそろそろお家に 帰ろうよまたあした また

サーサー節 – 古謝美佐子

サーサー 月(ちち)ぬ夜やさやか寝(に)てぃん寝(に)んだらん友(どうし)びうし連(ち)りていスリ 遊(あし)びぶさぬアネ 近寄てぃ来うよ 友(どうし)びぬ達(

ヒンスー尾類小 – 古謝美佐子

北谷(ちゃたん)屋良村 りんどあさぎふぃーたー着(ち)やーが 二人(たい)立っちょんサーヨ うさ小(ぐわ)ん かま小(ぐわ)んくくりりよ かまやしなヒンスー尾類

やっちー – 古謝美佐子

語らなや星(ふし)に 天(てぃん)じゃらに橋かきてぃ覚出(うびじゃ)すさ 覚出(うびじゃ)すさ 童(わらび)ぐわぬ昔やっちーたい うり語らなやー竹馬(だきんま)

天架きる橋 – 古謝美佐子

一ぬ橋二橋天(あま)架きる橋や先(さき)立ちゃる夫(うとぅ)ぬ手取(てぃとぅ)てぃ渡す天(てぃん)に舞い昇(ぬぶ)るあたら母親(ふぁふぁうや)ゆ残る子孫(くゎん

家路 – 古謝美佐子

友(どぅし)と連(ち)りてぃ あぶし道畑(はる)ぬ匂(にぶぃ)や 我(わ)ん友小(どぅしぐわ)色ぬ美(ちゆ)らさ アカバナや匂(にぶぃ)ぬ香(かば)さ 百合(ゆ

童神(天の子守歌) – 古謝美佐子

天(てぃん)からの恵み 受きてぃ此(く)ぬ世界(しげ)に生まりたる産子(なしぐわ) 我身(わみ)ぬむい育てぃイラヨーヘイ イラヨーホイイラヨー 愛(かな)し思産

恨む比謝橋 – 古謝美佐子

恨む 比謝橋(ひじゃばし)や情きねん人ぬ我身(わん)渡さと思(うむ)てィ掛きてィうちぇら島んとゥなどなとゥクバんソイソイとゥ繋(ちな)じある牛ぬ鳴ちゅらとゥみば

天架きる橋II – 古謝美佐子

一ぬ橋 二橋(七つ橋)天(あま)架きる橋ゆ(天(てぃん)ぬ橋)先(さき)立ちゃる夫(うとぅ)ぬ(夫婦(みーと)橋)手取(てぃとぅ)てぃ渡す

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