古川由彩

もしも僕の目がカメラなら – 古川由彩

もしも僕の目がカメラなら
ジャングルジムのてっぺんから見た
屋根の隙間に吸い込まれていく
真っ赤な夕日見せられるのに

パパやママには見えないでしょう

もしも君の目がカメラなら
初めてできた逆上がりも
いつも逃げてたドッヂボールで
キャッチしたとこ見せられたのに

パパやママがいないとこで
僕はたくさん頑張ってるのさ
カッコつかないところばかり
見られてなんだか悔しいんだ

もしもみんなの目がカメラなら
世界中の綺麗な景色や
いつも見えないところで頑張ってる
君が見えるはずさ

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